つれづれライブ日記


vol.811
2019. 4.14

4月14日 梅田 TRAD



7月で無念ながら移転することになった、「十三ファンダンゴ」主催のイベントを「梅田TRAD」で。バンドトモフで混ぜてもらった。お誘い光栄っ!感謝~っ! とにかくトモフ以外はゴリゴリ、バキバキのライブ猛者ばっかり。このイベントにトモフで大丈夫なの?っつう心配もチラホラ聞いてた。メンバーからも。もおおおお、大丈夫なんだよ! 加藤さん(ファンダンゴ店長)が誘ってくれてるんだから。「混ざる」って思ってくれたんだよ。うれしー、お心意気なんだよ。ファンダンゴ愛っつう共通点があるんだし、しかも、ゴリゴリバキバキのバンドマンって、普段はみんな優しくてあったかいんだぜ。


TRADに到着した時は、ちょうどキングブラザースが終わったとこ。あー、みはぐったー、くやしー。残留熱気がムンムンの中、正月にタイバンした若者たち、リラクシンズがライブ開始。キンブラの直後なのに真っ直ぐ戦う3人の青年たち。立派だった。いい顔してたなー。


自分らの出番の前にニートビーツ。困っちゃうくらい、さすがなロックンロールショー。演奏もトークも機関銃。もはや日本代表だよね。芸の域。曲間でPANくんが、「トモフの1曲目に『MR.PANのテーマ』ってのがあるらしい、、」ってネタバレトークし出してさ、「ちょちょちょ、、、、」ぬるっとトモフ袖から乱入。そしたら「あ! ちょうどよかった。去年の浜松のギャラ、まだ渡してなかった!」と、ポケットから生の万札を3枚。公開ギャラ受け渡し! クリーンな清算ショー。面白かった。


昼間の皐月賞で¥3000すってたのが、10倍になって返ってきたっ!と大喜びでバンドトモフの出番。そして、噂の1曲目に「MR.PANのテーマ」。ん? 客席ザワザワ、、ややや? ご本人が袖で仁王立ち観戦(笑顔)してるっ! でも、見えないフリして歌い出す。「どーみても怖い、あっちの社会のひとー♪」。会場、納得の苦笑。でも、知り合ったらPANくんって優しさの巨人じゃん? で、サビで「黒いジャンパーの中は、拾ってきた猫、捨てられてた犬、道に迷った年寄り、途方に暮れた少年少女~♪、、、ミスター、PA~N ♪」とゆうね、、実に美しい歌なのだよ。超・讃歌。照れくさーい。その曲が入ったCD、渡すの忘れちゃった。是非今度っ!


ニギヤカなひとときからライブ本編へ。「歌う53歳」の2番は「8つ上の53歳」。MR.PANの流れをもうちょい引っ張る。「そんな彼よかオレは8つも年上なんだぞ!」と。「不死身FUNK」になだれ込む。グイングインと。このイベントの熱い流れを断ち切らず、次へ引き繋がねばー!の精神。「ファンダンゴとゆう名の梅田トラッドー!」って、大騒ぎしつつも時間は守る。お? 予定曲が終わったとこで2分余り。急遽「たりる」を追加してジャストタイムでフィニッシュ。えらいっ! 終演後、リラクシンズくんたちが「明日のファンダンゴ、観に行きます!」って。うれしー! おいでおいでー!


最高のイベントだった。お客さんたち、長丁場のイベントで、かなり体力気力大変だったろうに、どのバンドにも熱くて無邪気でさ。老若男女、みんな天使たちだった。ファンダンゴを愛する心意気で、空気まるごとガッチリつながってる日だった。さあ、明日はそのファンダンゴ本体でワンマン。今日もらったエネルギーを全部お返しして、ぐりぐり回して、結局全部吸い取るぞおおお!


この日の曲目・・・MR.PANのテーマ(ご本人の観戦つき)/歌う53歳~8つ上の53歳/不死身FUNK/作戦会議/ほめてよ/我に返るスキマを埋めろ/脳/時間余って、「たりる」(1番のみ)