つれづれライブ日記


vol.831
2019. 7.31

7月31日 下北沢 風知空知



下北オンパレードな七月の終わり。すっかり夏。屋内は、そこらじゅうエアコンキンキン。特にライブハウスって、お客さんのためにかなり冷やすからね。困っちゃう。この前のQUE2DAYSで気管やられちゃって、咳コホコホだよ、もおおおお。タバコには強いが、エアコンには弱い男。


今夜は清水煩悩くんと2人でフウチクウチに。企画のタイトルは「トモフスキーとボンノフスキー」。意外に、煩悩くんとライブするのは初めてなんだよね。結構、いろんなライブ会場で出会ってて、CDも聴いてたし、ユーチューブでも見ちゃってて、全然「初めて」な感覚無し。彼はホントにナイスな若者。中身は宇宙でパンクでキレキレで、でも外には穏やかでスッキリしてて。


トップバッターで煩悩くん。まさに「若き才能、現る!」な空気。風知は静かに新たな才能を面白がって見守っていた感じ。でもさー、見守り過ぎっ! とも思った。もうちょい「やんややんや」な空気でもよかよっ! 「にぎやかな苦笑」とか。ま、トモフが静かな空気が苦手ってのがあるから、そうゆう心配しちゃうんだな。彼は全然平気っぽかった。強いっ!


次の自分は、全然強くないので、とにかく今夜もめちゃファイト。静か気味だと「あー、さては、つまんないんだよな? よおし、なんとかするぞおおお」って火がつく。しょうがないね。「お互い静かでじっくりなライブでもいいじゃん」ってのは自分的には「手抜き」なのだ。だって、普段の日々は、家族以外とは誰とも会わないからさ、社会に出るってことはすごく特別なんだ。だったら、特別な日にしなきゃ! って思うっしょ? で、今夜も手抜きなしっ! 熱いぜ! 時々。


この日の新曲は「ほろぼす!」。主人公はその昔「人間」をつくった神。煩悩くんには神様の助手として登場してもらった。何年かに一度のチェック視察で地球に降りてきた2人。地下鉄の車内。起きてる人間のほぼ全員がスマホを見てる。「なんだ?この生き物(人間)、つまんない」「こんな生き物、オレたちが、つくっちゃったのか、、うーむ、、ほろぼすっ!」って曲。2人で「ほろぼす、ほろぼす」を連呼。お客さんも一緒に「ほろぼす、ほろぼす」をレスポンス。下北沢の危険な集会の図。たのしかった。











アンコールで「脳」を。煩悩くん、しっかり歌詞をマスターしてくれてて感激。俺よか頼りになった。最後に「歌う53歳~、歌う27歳~、、、」うおお、合わせても80歳っ。衝撃。終演後、煩悩くんと今後の再会を、、作戦会議した! ほんといい青年。悪い未来よ、彼に近寄るなっ! さち降れー! バンバン降れー!