つれづれライブ日記


vol.848
2019.11. 1

11月1日 下北沢 QUE



学生時代からの長ーい知り合い、倉山主催の『ビバヤング』に招かれた。倉山、夜の最後の辺りは声がかすれ気味だったけど、元気そう。相変わらず濃い。よしよし。


クメムラとの「2人トモフ」で参戦。この2人バージョン、7月と10月にやって今夜がまだ3回目。つまりライブ的には新人なんだよ。なのに出番、トリっ! ぬおおお、倉山よー、、やってくれるぜ、まったく、、年功序列の罠だ。うん、頑張ろー! オス!


この日は勝手にビバヤン中学の文化祭って設定。最初に出たベイビーたちがフォークソング部。次に出たバレーボウイズ(若手で元気な集団)は、もちろんバレー部。俺らは剣道部! バシっ! 気合いじゅうぶん。面っ! 胴っ! コテっ! そしてお客さんたちには「コーラス部」として、いつも以上に頑張っていただいた。





この日の2人トモフ、ばっちり。「来た来た、充実感、来たー!」って感覚。7月の初公演は「うおおお、新鮮っ! わおおお!」ってゆうトキメキだけでフラフラになれた。うれしいフラフラ感。で、10月の2回目の時、早くも新鮮なトキメキとかは無くなってしまってて、2人してライブ後「7月ほどのやりきった感が無いねー、なんでだろねー」って思ってたのだ。そんな贅沢な反省の結果、もっとスキマを活かそうとか、逆に、行くとこはガツーンと行こうとか、メリハリ強調の段階へ突入。





間合い。空気。押しと引き。まさに剣道部なのである。最近の新曲「ヘッドフォン」「ドライブレコーダー」とか、この日の新曲「1.5往復」とか、メリハリ強調のテーマにめちゃハマった。グッドタイミング。やっぱ新曲って大事。まだ完成型は無いから、真っ白な画用紙に音を置いてく感じ。埋めるんじゃなくて置いてく。剣道部兼、絵画部の意識。相乗効果で、これまでの馴染みの曲たちも自由に。ガシガシドカーンって行ったり、急にスコーンと抜いたり。前回は時間切れで出来なかった「無計画とゆう名の、、」にもトライ出来た。あの大スペクタクルを2人で無理やり表現。ギターガシガシ、ドラムバシバシ。で、初回以来のやりきった感、来たーっ! うれしかった。








アンコールでベイビーがベースで登場。3人バージョンでの「我に返るスキマを埋めろ」。夕方のリハも無い本番ぶっつけだったけど、ダイジョブ。かつて『不思議ツアー』とかでベイビーがベースしたことあったからね。余裕でバッチリだった。サンキュー! ベイビーって音楽の記憶力がすごいよ。ただ、、、ベースの音量デカ過ぎ。そこだけが「リハ無し」の弱点だった。その後の2週間、鼓膜に障害だったぜ、こらー。別の意味で「ライブの余韻」が続いた。





サンキュー、ビバヤン! でも次は若手として紹介して!





剣道部の53歳/過去のドレイだ 生きた化石だ/あのハナシのつづき/こころ動け/ヘッドフォン/ドライブレコーダー/1.5往復(新曲)/脳/無計画という名の壮大な計画/不死身FUNK
アンコール:ほめてよ/我に返るスキマを埋めろ(withワタナベイビー)/歌う53歳