つれづれライブ日記


vol.850
2019.11.16

11月16日 岡山 ブルーブルース



いつもだったら、岡山での「ひとりトモフ」は城下公会堂でやるんだけど、この日は予定が合わなかったみたい。で、城下の岩田くんが紹介してくれたブルーブルースってゆうお店に初めて来たんだよ。そしたらスゴイね、ここも。めちゃくちゃ味わい深い。渋い! 壁も床もそこらじゅうが「木」! 香りもウッディ! 楽屋なんかセロ弾きのゴーシュが住んでるみたいな感じだった。こんなスポットがあったなんて、岡山、お洒落な街。


開始時間ちょい押しで! と、お願いされた。まだたどり着いてないお客さんがいるらしくて。初めての場所だから、きっと迷子になってるのだ。でも時間通りに着席してるヒトらを待たせるのもキライなんで、急遽、どんとさんの「橋の下」を。気持ちよかったー。


ライブ開幕。「気のせいだよ53歳」。この前の下北アンコール(ベイビーベースの爆音事件)からの耳の不調で、左右の聴こえ方がなんかイビツで脳のセンターラインが合わない感じ。でも「気のせいだ!」と。


ライブやってくうちに耳なんか気になんない。とにかくこのブルーブルースの景色と木の香りが気持ちよくて。「この店にマッチするぞ! ふさわしい男になるぞ!」と頑張るトモフであった。鍵盤も貸してもらって音楽遊び。ナイスな空気。イスありだけど教室っぽくはない。和やかめ。日付変更船でフロアに降りたら、床はコンクリ。昭和の駅の待合室みたいなコンクリ。思わずピチピチっとタップダンス。バタバタと。大人の地団駄。


ライブの度に新曲やってるから、久しぶりの地の岡山の場合、ライブの中盤はほぼCDに入ってない曲の連続。「トーモーフ、そーろそろ、知ってるきょーく、やーってよ!」って合唱してもらったくせに、「OK!、、では初公開の曲をー!」とゆう鬼の流れ。愉快だった。この日の新曲は「お湯」。メロディは「5番街のマリー」調。お湯に体を沈めるだけで、全部が変わる、気のせいだけど、気のせいでいい、気のせいがいい、、、ってゆう曲。テーマ的には「最高の錯覚」だね。いきなりのコーラス、グッジョブ。トモフのお客さんの臨機応変レベルは岡山でもプロ並みだった!


あーとー、、この日の珍場面は「我に返るスキマ」。間奏途中からピアノに移動。でもバスドラムは元の位置のまんまだから急遽左足をキック用に。むむ、、遠いっ!で、ピーンと左足をキックに伸ばしての鍵盤プレイ。曲芸師トモフ。


いろいろたっぷり。結局はブルーブルースの渋さとは、かなりかけ離れた、右往左往な試行錯誤ショーだった。大満喫。ありがとう、岡山っ! すばらしいっ! 次はまた城下で! あ、その前にホシオト行くよー。


気のせいだよ53歳/真夏/骨/疎遠/GO!GO!GO!/マツバツエ/返却/その後の2人/平成の次はあら令和/人間/両想い/ムカシミタイニハアソベナイ/日付変更船/1.5往復/ドライブレコーダー/ヘッドフォン/お湯(新曲)/人工流れ星/地球最後の日/自分らしさなんて/あのハナシのつづき/作戦会議/ケムリ/こころ動け/世界は終ってなかった/我に返るスキマを埋めろ
アンコール:ひとりに戻るんだ/人生は無限だ/脳/ブルーブルースのテーマ(即興)/ほめてよ/一日が終る/スポンジマン~歌う53歳/映画の中~歌う53歳