つれづれライブ日記


vol.853
2019.12.10

12月10日 梅田 TRAD




10月の堺ファンダンゴの入り口でおしゃべり。「12月のTRAD、どーしましょー、、、」と田口くん(清水音泉・大阪のイベンター)と話し合い。ポントチョフとは前夜にワンマンをしたばっかりで、12月だと近すぎで。そしたら「セクマシ(セックスマシーン)が、一緒にやってくれます!」と。お互いで予習して当日の現場で合体バンドをするってゆう、すごいことになった! やればできーる! えいえいおー!

第1部が、セクマシ森田くんソロ。第2部が、ひとりトモフ。第3部で、合体バンド「セクマシスキー」。セクマシスキーは、お互いの曲を5曲ずつ、ほぼ交互に、、って感じ。予習の大変さは、セクマシたちの方がとんでもなかったろうな。自分は楽器係じゃないから、曲を聴きつつ歌詞のカンペを作ってコーラスの練習をしたくらい。彼らは、それにプラス、楽器の演奏係も。後日、ガガガの前田くん(セクマシと地元が一緒)から聞いたけど、猛練習してくれてたらしい。ううう、、ありがとー!

実際、当日の夕方に合流してのリハで「わお! バッチリ!」って驚いた。鍵盤は森田くんなのだよ。あの、だらしない破けたジーンズのあんちゃんがっ! でもさすが灘高出身。やると決めたコトはビシッとやるタイプなんだよね。えらいっ!

そして本番、先に森田くんソロ。もおー、やってくれるぜ。煽りまくり。自分も煽るの好きだけどさ、森田くんは煽りすぎ! 次に出るひと(トモフ)が大変だよ。しかも選曲がとんでもなかった。このあとの第3部の合体バンドでやる曲たち。本人はお客さんのための「予習」って言っていた。楽屋は苦笑。おもしろかった!

次にトモフ。俺はちゃんと第3部と曲はかぶらないようにしたぞーっ! この日の新曲は作りたてのカラオケで「ベストが知りたい」。「オレは、ベストを尽くす!でも、どうするコトがベストなのか、わからないっ!」っつう曲。主メロの語りはオケに既に入ってるんで、それに合わせて口パクと身振り手振り。なので若干、動作が遅れる。逆・いっこく堂プレイ。





各自が30分ずつくらいして、第3部、セクマシスキー登場! いえーい! 初ライブだっ!なめんなよー! 気合バリバリ。曲の合間のたびに、森田くんとトモフのひととき。トーク&トーク。エンドレス小芝居。面白かったなあ。とにかく集中してたね。楽しませることに。そして自分らも楽しむぞーっ! って。

はしゃぎまくりで疲労コンパイ。でも楽しい。床に倒れこんでるトモフを、森田くんがイチイチいじってくれる。妊婦の呼吸法をしてた記憶があります。ヒーヒーフー。2人で客席にも繰り出したっけ。で、側転も披露したのだった。その最中もズーッと演奏とコーラス(シンガロング)が続いてる。どんなにボーカルたちが無茶しててもライブはちゃんと成立してんの。体力すごいよ、彼ら。いやぁ、責任感なのかな。頼もしい。オレは1メートルダッシュしてバタっと休んで、また1メートルってゆうタイプだもんね。めちゃくちゃ濃厚な夜だった。で、即興で「濃厚ブギ」。農耕と掛けて畑を耕すアクションつき。あー、、思い出が多すぎっ!

一番最後にピーズの「バカになったのに」を。セクマシが「休養中のハルへの応援」的にと。そしたら、この何日か前にハルは現場に早々と復帰っ! だから単なる「好きな曲のコピーします!」が、ライブの締めに。でも、盛り上がったから良かったよね。たのしい誤算。復活祝い。



セックスマシーンは、バンド名がとんでもないし、ライブのスタイルもアゲアゲだから、出会った頃は 正直ちょいと遠いな、、、って思ってた。青少年のための熱い応援系みたいなヒトたちかなと。でも、何度かイベントで会ってるうちに、どうやら熱いだけじゃないのだなーって思い始めて、で、今回の合体イベント。忙しいのに猛コピー、猛練習。大感謝だよー。とにかく真面目で、しかも頭の回転スムーズでナイスな青年たちなのだった。ヒトは名前で判断しちゃいけないのだ。知り合いになれて、つくづく良かったー! ありがとう、、、セックスマシーン。

12/10 梅田TRAD
ひとりトモフ:立派な浮遊霊/ひとりに戻るんだ/ドライブレコーダー/ベストが知りたい(新曲)/きよしこの夜/作戦会議/不死身FUNK・・・・セクマシスキー:歌う53歳/脳/サルでもわかるラブソング/ウッドストック2019/ほめてよ/2年殺し/スポンジマン/濃厚ブギ(即興)/君を失ってWOW/新世界へ/我に返るスキマを埋めろ~歌う53歳
アンコール:バカになったのに