つれづれライブ日記


vol.854
2019.12.14

12月14日 下北沢 QUE



毎年恒例の誕生日が今年もやってきた。満員御礼。いつもお世話様です、下北沢clubQUE。「ひとりトモフワンマン」って告知してたんだけど、良い方向への予定変更。

一応、告知通りに開幕。ひとりトモフでステージに登場。「きゅうきょ、オレ、フロントアクトに成り下がったー! あとで、すっごいバンドが出てくるぞー!」と。お客さんは、およそのコトはわかっていてニヤニヤ。





前座とは言え、偉大なる「お誕生日さま」。「チ・ヤ・ホ・ヤ」のコール&レスポンスを思いっきりしてもらってスタート。
「ベストが知りたい」を身振り手振りで。満員QUE、チヤホヤモードいっぱい。よいよい。2019の思い出を振り返る「呼びかけ」。トモフ「春先に、股関節・骨折の診断を受けました!」お客「受けました!」な感じ。素晴らしい。、、からのマツバツエ3部作。ほんと、2019は序盤からこれで、中盤も終盤も慌ただしかったなー。困ったり楽しかったり。でも、おかげでいろんな曲がたくさん出来た。




年に一度のこの日は、特に優しいお客さん。雰囲気最高の30分で、ありがとー! 締めに「不死身FUNK」。途中で「もうすぐ不死身の男が出てくるぞおおおお!」って叫び、曲の後半あたりでハルとクメムラが合流。QUEは「わああああ!」ハルあいさつ「オレも、誕生日が一緒なんで。甘やかせー!」




「ハピバースデイ大木兄弟」で今夜の本編スタート! 揃ったぜ54歳。まさか今日に間に合うとは! オレはハルに「春までのんびり休養して、はーるがきーたー♪の頃に復活っ!で、いいんじゃん?」って言ってたんだけどね。「世界は終わってなかった」が、この日は別のニュアンスでお届けしちゃう感じになっちゃった。ぴゃー。ハルはいきなり復活早々、プチ下ネタ(看護師さん、クリープキャット、、)の連打で、そこまで復活しなくていいよと。めでたしめでたし。


やりたかった「3人バージョン」が遂にやれた。まさか誕生日に初ライブとは。7月あたりにする予定だったのさ。ま、そのぶん秋に「2人バージョン」の面白さが経験できた。いろいろ初心に帰れた。音で全部を埋めない! とか、押しとか引きとか、絵を描く感じ!とか。で、今夜はそこにベースが合わさって立体的っつうの? そっか、3人だからの「3D」だ。なーるほどー。ベースぐりぐりで、さすがだった。とにかくドラムは助かるんだよね、ベースがいると思いっきり叩きやすい。クメムラのびのび。





うわーって思ったのは、「ひとりに戻るんだ」の一卵性現象。ピッキングのタイミングと圧が一緒で、どっちがどれくらいの感じで弾いてんのか判別できない。逆にやりづらいっつう不思議な感じ。





この日、増子くんが梅干しをプレゼントしてくれたんだよ。去年は靴下だった。優しいんだよー、増子くん。忙しいよね? でも、律儀に駆けつけてくれる。そしてお洒落な贈り物。紳士なんだよ。北海道の人って、基本、みんな上品なんだよね。アンコールの「きよしこの夜」では無理やり登場していただいた。楽しい嬉しい。ありがとー!





いやあ、すっごいハル元気で、パコーンで、時々、、困っちゃうくらい。前々日のリハん時は話し声とかショボショボで「おいおい、やっぱまだ無理なんじゃん?」って思ったんだけどな。この日は、しゃべりまくり。声帯同じだからどっちがしゃべってんのかわかんない。





そうゆうわけで54歳。元気です、無事です、ありがとう両親。グッジョブ、医者。そして、ありがとうお客さん。チヤホヤ空気にヌクヌクさせてもらいつつ、また自分ら、ひとつ歳をとりました。ふたりで108。煩悩ぐりぐり頑張るのみっ!





フロントアクト・ひとりトモフ:ベストが知りたい/寄り添う二人/返却/MRI/立派な浮遊霊/不死身FUNK
3人トモフ:ハピバスデー大木兄弟/揃ったぜ54歳/世界は終ってなかった/過去のドレイだ生きた化石だ/GO!GO!GO!/あのハナシのつづき/ドライブレコーダー/1.5往復/ねる日/ひとりに戻るんだ/ヘッドフォン/コインランドリーデート/ケムリ/SKIP/ムカシミタイニハ~/こころ動け/作戦会議/映画の中/ほめてよ/我に返る~
アンコール:スポンジマン/ワルクナイヨワクナイ/人生は無限だ/きよしこの夜(with増子さん)/無計画という名の~/脳/歌う54歳