つれづれライブ日記


vol.857
2020. 1.12

1月12日 下北沢 251



新年1発目のライブは「どんとさん祭り」。ローザルクセンブルグとボガンボスの曲たちドバドバ~。玉城さん、永井さん、KYONさん、岡地さんも豪華に御集結。プラス、どんとさんを大好きな、たくさんのツワモノミュージシャンがプレイ&歌唱。自分はローザ班。黄金ナンバーを偉大な先輩たちの演奏で歌う。贅沢だー! しあわせ。光栄。責任重大。でもねー、この日、自分はヘロヘロだったの。ダメだよ、トモフ、なにやってんのー!


いままでの「どんと祭」では大丈夫だったから甘くみてたなあ。息がもたなくなった! トモフ用語で言うと「ライブ肺」じゃなくなってた。普段の生活では気づかないんだねえ。肺の容量が、全然足りない。アスリートの肺じゃなかった。11月末からいつもアルバム作業(部屋にこもって日本酒・タバコ)してたからなあ。ちゃんと前夜とかにジョギングで修正しとかなきゃだった。54なんだからさ。ローザの曲って、あの屈強などんとさんが20代の頃なんだもん。自主トレ必須。


息が持たないぶん、腹筋とか背筋でフォロー。でもそのうち、その筋力たちもヒイヒイに。屈強なバンド兄さんたちはグイグイ次の曲へ次の曲へって行く流れ。あっぷあっぷ。溺れてしまうー! 「さいあいあい」で始まって「バカボン」まで駆け抜ける黄金ナンバー。流れにガッツリ乗っかって、泳ぐようにローザ曲をグリングリンにオラオラオラー、、、出来なかったー! くやしー! 玉城さん、ごめんなさい。みなさんにもごめんなさい。もし今後も機会があったら、ちゃんと自主トレしてきます。自分の不摂生をローザ曲のおかげで知った。


アンリミくん(井垣くん)がバッチリでナイスだった。ワイルドな歌声。体力もバッチリ。オレと世代一緒なんだけどな。まるで自衛隊みたいにたくましかった。ちなみに彼も最近ひとり録音とか始めたらしくて、一応オレはちょい先に宅録やってる身だから、最低限必要な機材のコトとかおしえてあげた。いまごろ四苦八苦してんのかなあ。アンリミくん、パソコン作業とか似合わないよなあ。最初めんどくさいんだよ。なんか、質問あったら行くよー。家、知らないけど。ピューっとね。


ベースの永井さん登場が、この日のクライマックス。下北沢251が、ガッツリと、どんとさんに近くなる。ポワーンとズッシリと。三途の川のあっちとこっちがグチャグチャに。まぶしいーっ! 最後は出演者みんながステージに。自分はもう、ただの熱狂的ファンが、ちゃっかりそこに混じってるっつう感じ。おそれ多い。ああ、しあわせー。


「あこがれの地」と「少女の夢」を。お客さんも全員で大声あげてた。新年1発目のライブが、まるで盆と大晦日のようだった。どんとさんの曲って「偽善者スメルで、うさん臭いピースフルな歌詞」じゃないのに、結果的にその場全部が優しくてピースフルな空気になってるんだよなあ。すごいよ。どんとさん、すごい! 「すごい」の意味がわかんなくなるくらい。