つれづれライブ日記


vol.858
2020. 1.19

1月19日 堺 ファンダンゴ



2度目の堺。これから何度も来るんだよ、この町に。つっても、駅とファンダンゴにしか行かないんだろうけど。いつの日か、ちゃんと古墳巡りしなきゃだなー。日本人として。


今夜はガガガの前田くんとひとりトモフのツーマン。うれしーね。でも、照れる。半日ずーっと前田くんと一緒なんて、ドキドキだぜ。なんで緊張するのか?というと、たぶん、嫌われたくないからだよ。嫌われるくらいなら深く知り合いたくない!って感じ。でもツーマンなのだ。かなり知り合っちゃうのだ。もう、覚悟だよ。「今日で嫌われるかも知れない。けど、悔いのないように真っ直ぐ行こー」と。ああ、、こんなズッシリな覚悟で堺駅に降り立ったトモフを、前田くんは知らないのだ。不公平っ!


って、緊張してたのは、駅までだった。ファンダンゴに入ったら、魔法がかかって、リハからズーッとユルユル。穏やかで和やか。おしゃべりたくさんできた。年末のセクマシたちが、めちゃくちゃ練習がんばってたこととかも、おしえてもらった。彼らは神戸メイトなんだよ。メガくんも。結束力うらやましい。高校球児な感じ。


お互いのリハ終えて、楽屋休憩タイム。2人して喫煙者。気を使わなくて楽チン。前田くんは、一度タバコやめてた時期があったらしい。でも、なんかイマイチで、また吸い始めたんだって。そしたら調子良くなったってさ。やっぱ、本能のドクターストップ(具合悪いとか、おいしくなくなったとか)がかかるまではタバコもお酒も必要なんだよ。なんちって。これから吸おうとか思ってるひとよ、、、やめとけっ!


「トモフ終わったら最後に2人で何かやんない?」って聞いたら、前田くん「やりましょー」トモフ「まじ?いえーい!」、、でも、お互いがすぐに出来る共通の曲とかジャンルとか無いから、トモフ曲でカンタンな「我に返るスキマ」を。鼻歌弾き語りでフンフンフンと説明。一応、紙にコード書いて渡した。「前田くん用」ってタイトルつけて。


その後、すごく真剣な個人練習が開始されて、わわわ。申し訳ないくらい。俺ら千葉県人とは違って高校球児なガッツなお土地柄なんだ。彼自身の出番ギリギリまで、トモフ曲の練習してくれてた。で、彼は自分の出番終えたあとも、のんびり(トモフ観戦とか一服とか)せずに再び楽屋で練習続けてくれてたらしい。すまぬ、ありがとー、うれしかった。で、バッチリだった、、たしか。あんまり本番のことは覚えてないの。なんか、うれしー!ってばっかりで。「前田くんと、2人でセッションなんて!きょうで100歩近づいたーっ!」ってね。そう、ただのファンなのである。


いい一日だった。やっぱりファンダンゴは幸せ。店長も、ボスも、バーカウンターさんも、PAさんも。完璧な空気を夕方から夜遅くまで引っ張ってくれてる。気さくに自然に。で、お客さんとミュージシャンもその空気に一日中ビタビタに浸ってラリっちゃう。合法な天国。ほんとにありがとー!フォーエバー!