まとめ：道が 行き止まる事を示す看板は
　　　　ちゃんとそこらじゅうに　たてておいてほしい。

いやぁ・・・おどろいたよ。
なにに　おどろいたかってゆうと、
ぼくは　ついに　ハワイをスキになったのさ。
およそ　１０年前に、カステラのワールドツアーで
ハワイに　３泊くらいしたときは
「サイテーの街です」とか　言ってたのだ。
ほんとに　そう思ってたのだ。

でも、前回の時と　ちがうコトが　ひとつだけあったんだ。
ぼくは　星マニアに　なっていたのさ。

カステラの時は　星空なんかに興味なかったから、
ひるも夜も　ホテルで　ねてた。

しっかり　星の本と　双眼鏡を日本から　持参いたしました。
ワイキキ　ビーチは　ホテルだらけのくせに　空は暗いんだ。
海側なんて　とくに。
だから　あの有名な　南十字星が　みえちゃうんだよ。
うひゃひゃひゃ　だよ。

そんでね、その南十字星　発見もワクワクなんだけど、
ケンタウルス座ってのが　すごく　良くてさぁ。
中ぐらいに　明るい星が　バラバラちらばってて．．．．．
う～ん　これくらいにしとこ。　星のハナシは。

エキサイトした　ぼくは、もっと近くで星が見たくなって
防波堤の先っちょの方に　移動してったんだ。

しばらくすると、ぼくがそこにいるのを　知らずに
男と女が近づいてきて　足元のぼくに　気がついて
「ギャ～～～」って言って　砂浜にひきかえしてって、
なんか　知んないけど　ぼくは　御満悦。

ワイキキの警察は　働きもので、
ちゃんとひと晩じゅう　ビーチをパトロールしててさ、

こっちから　見る景色は、まるで　つかまる前の逃亡犯でさ、
すっごく　ドキドキするんだ。

１０秒くらい　サーチライトを　浴びるんだよ。
海のまん中で。

もう　すっかり　スターな気分。
なーんて　ホントは　そこまで余裕は　なかったけど
すくなくとも　ドキドキして　ゾクゾクしてたんだ。

夜中が　夜明けごろになると
さすがに　寒くて　ホテルに　帰るんだけど、
その帰り道のコンビニで　ホットコーヒーと　洋風おにぎり買って
プラプラして　道ばたの　ベンチに　ちからつきてたら、
「あぁ・・・ハワイって　かわいい・・・」
って　急に　じ～～んと　しちゃったんだ。
「オレ・・・ここ・・・スキかも。」って。
たぶん、ワイキキあたりだから

だから、ハワイ、ハワイ．．．って刺激を求めすぎてたのが
まちがいで、ここもいいとこあるじゃん。
とりあえず　星キレイだし、街もキレイじゃん。って思ったら
いきなり　カチッて　スイッチ入ったんだ。
そうゆう夜だったのでした。

現地の外国人スタッフが　俳優もしてくれて　おもしろかった。
今ごろ　カントクの　金井くんが　
マックをいじくって　編集してくれてるんだ。
いいのが　できると　いいな。
じゃないと　せっかくのハワイなのに
また　キライになっちゃうかも。

やっぱ　プロモビデオが　うまくいくコトが　一番　大事だなぁ。
まだ　ぼくと　ハワイは　決着してないんだな。
あぁ、ドキドキだ。
たのむぜ　カナイくん！