18th album 『WE GO』




2021年10月20日全国流通開始
(オフィシャル通販 9月5日先行販売開始)

アーティスト:TOMOVSKY
タイトル:「WE GO」
品番:FAMI-032
価格:¥2000 + 税(税込み¥2,200)
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「2020年、、、 トモフは こんなカンジだった !!」

2018年からライブで新曲を毎回披露し続け、2020年に入ってもその勢いは止まらずだったが、2月でライブ活動はコロナ禍の影響で、やむなくストップ。8月から再開したライブでは、今作に収録されている新曲達が披露された。2020年前作「LIFE RECORDER」から約1年というハイスピードでのリリースとなった。
出口の見えない今、長引くコロナ禍でずっしりと重くなってしまった心をフワッと軽くしてくれる、生きる力を与えてくれる必要不可欠な作品。

トモフ本人による全曲解説

1・WE GO
2・即罰金
3・土曜日なんだな
4・前とはちがうってだけだよ
5・世界が止まってるあいだ
6・夏の虫
7・人工流れ星
8・コロナ関係なし
9・しない善よりする偽善
10・オトナになりたい
11・いちばん怖いのは
12・ミトンの季節
13・無事で
14・52



トモフ本人による全曲解説

2020年に作られた曲を中心に14曲。仕事とか立場がいろいろだから、コロナ禍の各自の気分もいろいろで、このアルバムも、ヒトによっては「とんでもない!」だったり、「うーん、その気持ちは、ちょいわかる」だったり、いろいろだろうな、と思う。トモフの場合、現場は部屋。作業は単独。外に出るのは誰もいない真夜中早朝。アルコールは部屋飲みか散歩飲み。何十年もソーシャルディスタンスな生活を送ってきた男。だから、「前みたいな日常に戻りたいなんて思ってない」とか「世界が止まってるのが、なんか幸せな気がした」とか「ウィルスよりか人間の方が怖い」って、自然に思ってた。今もそう思ってる。でもね、コロナ禍をクールにながめてるってわけじゃないんだよ。あえて、ひとこと言うならば、「とんでもないコトになってるけど、止まったらもっとヤバイよなあ。さ、やることやろー。行こ行こー!」っつうね、、、自分自身(と同志たち)に向けた、何気に熱~いアルバムなのだーっ! プリーズキャッチ!  p.s.大変な現場のヒトたちには、めちゃ感謝。



1・WE GO

アルバム最初だから景気よく。1弦が半音ずつ上がってくギターのリフ、ギタリストだったら簡単に出来るんだろうけど、自分は4回に1回くらいの成功率。それでもライブでは、これをバスドラム踏み踏みのひとりトモフでジャカジャカと。勇敢である。言いたいコトは、、、「もとの日常」の「もと」なんてたいしたコトない。バシバシ先へ。とにかく行こ!って曲。



2・即罰金

「WE GO」への導入のために作ったけど、尻尾の5発目に見事に接着。プロつなぎっ! 「あの頃に戻りたい」とか、そうゆうコト、少しでも思ったら、悪い何かが脳にしみ出てくる気がするよ。「今日」の天使がどっかに消えちゃうんだよ。なんちって。



3・土曜日なんだな

予定が無くなった日々。いっつも似たような平日の連続。変化を感じるのは土曜が来た時だけ。ニュースの悶々とは逆に、天気だけが、いじわるなくらい最高だった、2020の5月頃の曲。小粋な誰かが鯉のぼりを揚げてたよ。不思議で静かで優しい景色でした。



4・前とはちがうってだけだよ

厚めに作り込んだ曲のあい間に、さらりとフォーク調を配置。換気が大事だからね。3密回避~? 無観客~? ふーん、オッケー、だったら別のやり方で楽しもっ! ヘイ! なにする?って、曲。オレも同志たちも臨機応変フェチだから、コロナ禍とかで途方に暮れたりはしない!



5・世界がとまってるあいだ

最初のバージョンはELOのようなPUFFYのような、8ビートの超POPを目指して試行錯誤、何ヶ月か。でもなんかイマイチで、結局は大好きな「ハネる16系」をゼロから作り直す。そしたら3日で完成。ふ~。時間かかり始めたら、即、やめるべきだった。「いえーい、みんなで引きこもりだー! ほっほっほー!」って、曲です。んでも実際は、世界じゅうがみんな同じようには止まってはいなくて、ハードなヒトたちは余計ハード。あいかわらず不公平だね。プハ~だよ、まったくー。



6・夏の虫

この曲は2019に作った。人間たちには関係なく、毎年、夏が来たら夏の虫が鳴くんだな、、って、夜中に散歩してた。残酷なのか優しいのか~♪ 2020よりか、めんどくさい年だったな。この曲調(スライ調)も大好きで、歌詞だけを変えた「秋の虫」も作ったけど、しつこいからやめた!



7・人工流れ星

ギターのチャラララ~♪が、せつなかろー? ひゃっひゃ。これも、作ったのは2019あたり。アルバム全部がコロナな日々の曲たちばっかりだと、なーんか気分がササクれちゃうっしょ? なので、こうゆう、全然ちがうテーマの、キュートでポップな毒をしのばせてみました。なあなあ、どう思う? 人工流れ星だってよ~? ダメじゃんね、それ。絶対NG。求む、同意。



8・コロナ関係なし

聴き覚えのあるリズムに合わせてのコール&レスポンス曲。突如の笛吹き。で、大げさなサビへ。ここ最近、ライブのオープニングでよくやってる。なんでもかんでもコロナのせいにするヤツ、多すぎっ! 「自粛でムシャクシャしてつい、、」とか、コラ~!



9・しない善よりする偽善

一瞬で終わるスパイシーな曲。「あいつ」ってゆうのは、あの青年社長Mのことだけど。彼だけじゃなく、災害とか非常事態の時に、寄付とか被災地を元気づけ行脚する有名人を「そんなアピールしないで、ひそかにすれば?」って、冷めて見ちゃってた、ごめんなさい。「なにもしてないオレらより全然立派じゃん!」って、反省しました。ごめんなさい。



10・オトナになりたい

9曲目とのセットかな。2019あたりに作った曲。作ったっつっても、もろ Beatles♪ ライブでは、がっつりハローグッバイと往復しております。千葉で暴風雨があってさ。自分はただ、部屋でニュース見てるだけで。うー、、屋根が壊れちゃった家に片っ端からブルーシートかぶせに飛び回りたい。けど、行動力も経済力も飛行能力も足りない。実にふがいない。こんな時にたよりにされるオトナにならねばっ! いそご!



11・いちばん怖いのは

前から自分の中にあったテーマを古めのオレンジな3拍子にのせてみた。なんだかんだ言って、生きてる人間がいちばん怖い。近くて遠い。気がするー!



12・ミトンの季節

このコード進行も大好物。で、ちょいエンヤなストリングスも好き。もともとノイズ多め。決して不良品ではございません。冬の初めに近所の川べりで満月に励まされてつくった曲。ちょい大きめな決断をした夜で。でも、とりあえず手が寒いやーってね。はぁああ、、、2020が終わる。


13・無事で

長めの曲になるかと思いきや、1番だけで潔く終わらせた! これ以上の長さは不要だっ! 自分の知り合いたちはバッチリ生きてて欲しいじゃん?って気持ちと、せこいズルばっかりしてる層から取り返せっ!っつう気分のグリングリン。まあ正直、法に触れちゃあ面倒だけど。コロナ禍で、困って困って自殺しちゃうヒトがすごく増えてるってのが、うー!って思った。

14・52

最後は「おだやか曲調」で、未来へポワ~んと放り投げて、ふうー。自分は3年前に52を満喫したよ。御自由が許されるとゆう一年。若者たちよ、まずはその一年を目指してこー! レッツ無事。


まとめ・どの曲も根底には「どーすんの? ん~、行こ行こ!」で、WE GO なのでした!