☆つれづれライブ日記☆
1月15日 代々木ザーザズー


イベントのタイトル、「代々木1丁目酒場」だったんだな。そういえば共演者の2人(武藤・ウエノ組)は飲みながらやっていた。ザーザズー族も、いつもよか幸せな感じ。おそらく、タイトルに従順にクピクピしていたのだな?よしよし。いいことだ。そもそも、ライブってお酒とセットだった。自分、20代の頃、まだアルコールと自分の許容力のバランスを取れなくて、でもでかい音量を浴びながらライブ観てるとスイスイ飲めて、音楽もグイグイ入ってきて、最後はトイレでケロケロしゃがんでいたよ。しあわせだった。そのうちお酒に慣れちゃったり、車の運転するとかで、グデングデンまでっつうのは、なくなってったなあ。時代も変わったよね。ライブハウスで「トイレがゲロびたし」って最近見ないっしょ?ま、見たかないけど。お酒とライブは魔法。いい魔法。


とは言え、自分は飲みながらのライブはNG。「プロ意識」っつうわけじゃなくて、声も体力ももたない。なにげにトモフのライブは体育会系。ユルユルと思ってる失礼な奴等がいるようだが、こら!失礼だぞっ!すごいんだぞ!本人だけ汗だくだぞ。きっと一般ピープルがオレだったら白目むいてピクピクだ。それくらいの事を、あーんなにビローンとやれちゃうってのは、普段毎日20km走ったりしてるからなんだぜ。嘘だけど。


この日も「縦横無尽大賞受賞」的に、あれこれ頑張った。2017最初のライブ。とりあえず、思いつく全部の引き出しを。制限時間60分。開演6時半。早っ!でもなんだこのナイスな空気。真冬の代々木とは思えない。いい魔法がかかっている。照明もオレンジとか赤っぽくてしあわせー。「ほめてよ」が2017最初の曲。次が「真夏」。去年の今頃に作ったんだよな、これ。今夜も外は同じくらい寒い日でした。終盤、「まーなつー」を「ザーザズー」に変えた。ザーザズー族たち、追っかけコーラス思いっきりしてくれて、「あああ、よい年ハズカム!なう!」って、強くしみじみした。





突然「新曲断片コーナー」。苦笑するくらいホントに断片。「昨夜サボった罰」っつうのと「 マシな日にする」の2つ。初公開で、しかもベリベリ断片なくせにコール&レスポンスをしっかり要求。応えてくれた人には素晴らしい2017が約束されたっ!おめでと!、、のち「不在」と「引っ越し前夜」をカラオケで。ぐいぐい客席行脚。ハイタッチしつつ。のんびり座ってるやつには襲いかかってみた。


7時のカウントダウンを済ませて後半へ。「このままでいたいなら」のSKAバージョンに挑戦。いまいちとの意見あり。くっそお。またやるっ!次が「我に返る」で、楽屋の酔っぱらいな狂犬たち(武藤くんとウエノくん)をステージに呼び込む。セッションっセッションっ!ベース・ウエノコウジ、ドラム・武藤くん。贅沢っ!わーい!ちなみに、当日の夕方っつう急な提案 from トモフからの流れでした。「簡単だよ、大丈夫!」ってね。この曲、ドラムはスイング気味の16だから、いきなりでもまあ出来ちゃう曲なんだけど、ベースはコード覚えなきゃで実は大変だったね!スマンスマン。本番前の楽屋でスマホでイヤホン猛練習してくれてた。ウエノくんってさ、イメージと違って、ちゃんとミュージシャンなんだよ。驚いちゃった。普段は酔っぱらいのあんちゃんだし、この日もビール飲みっぱなしだったから、適当に「うえーい!」ってやるのかと想定してたし、それで十分OKって思ってたんだ。そしたら強烈にバッチリやってくれちゃった。武藤くんも。キメまで完璧にこなしてくれてた。なんだか照れたっ!ほんとーにありがと。





そんなクライマックス的なセッションで大満足なくせに、更に、36歳時のトモフ2号映像との「時空を超えたセッション」を3曲。





盛りだくさんな夜だぜ。びゅーん。持ち時間が2分あまって、「チムチムチェリー」と「わたしのぉー、お墓のぉー前でー」と「森の熊さん」(しっかり輪唱の代々木ピーポー)。携帯チェック、、、?まだ時間余ってる!、、「あの鐘をー、、鳴らすのはー、、、」鳴らす寸前で「あ、、30秒オーバーっ!よし終了ー!サンキュー!」やりきったー。大満喫。ありがとう迎春っ!


やりきった男は楽屋でゴローンと。武藤・ウエノ組を観戦。この2人のライブ、ほぼトーク!漫談!で、曲になるとバリバリ。代々木酒場は、やんちゃに盛り上がる。いいぞいいぞ、飲め飲めー。武藤くん、声、すごいねー。宝石だ。ブルースな声。自分はソファでホッケのように横たわってて、、、んー?途中で呼ばれたような感じになってドラム席へ。いいのかな?やっちゃうぞ?ドラム叩くの大好きっ!新年早々、嬉しー。ひゃっほおお!ちゃんと、2人の邪魔にならないように気をつけました。3拍子と南米リズム。どっちも即興(初聴き)だぜ。すっごいだろおお!





アンコールで加山雄三さんの「君といつまでも」。濃い夜の終わりにジャストフィットな選曲。ついてくるお客さんも素晴らしい。間奏の語り(しあわせだなあ、、、)は、せっかくだから三人それぞれリレー形式で。三者三様の雄三をお届け。誰も湘南っぽくなかった!





さーらに追加アンコールで、曲どうする?って、、ウエノくんからクラッシュの「アイフォートザロー」。わお!クラッシュ大好きだけど、来たなあ、いきなり。素人ドラムにはイントロとかベリベリハード。ま、そんなこと気にする場ではない。この夜の空気についていったー。出来た出来た。いい夜だった。楽しかったなあ。またこの3人でやりたいねー。マンスリー希望!なんちってね。今年もよろしくー!



(C)TOMOVSKY