☆つれづれライブ日記☆
4月8日 大阪城野外音楽堂

ちなみに今、この日記を打ってるのは4月19日。どるるるる、、、急に連日の夏日(25℃超え)。この時期は本物の夏よりも湿気が少ないから気温の割にスペシャル快適で、「あー、一年中この気候なら世界中、ラララでルルルなのになあ、、」とつくづく思うー。


そして約10日前の4月8日。この日はシトシト雨模様。3月26日に続き、再び大阪。ここんとこ大阪てんこ盛り。大相撲の大阪場所・稀勢の里フィーバー大盛りあがり、かごいけ氏わっしょい、阪神競馬場では大阪杯と桜花賞。世界が怖いくらい大阪中心にまわっている。


トークが味わい深い、熟年ドライバーさんのタクシーで大阪城野外音楽堂に到着。今日は清水音泉主催イベント「OYZ NO YAON」(オヤジの野音)。わおおお。ちなみに「オヤジの、、」と言いつつ、トップバッターは紅一点ようこちゃん(うつみの方です)。あと、未来のオヤジ枠で四星球(30代)も出場。それ以外は正真正銘のオヤジがズラリ。


楽屋の緊張感の無さがとんでもない。いやぁぁ、、すごい事だよ。メンツのほとんどが20代からの知り合い。麻雀とかボーリングとか草野球とか、、もちろんライブとか。「ココって本当に未来かっ!」っつう空気である。


ちょうど四星球がスタート。「未来のオヤジ枠」ね。普段から彼らは礼儀正しい青年たちなんだけど、この日は更に一層の敬語モード。一日中ピシッとしていた。圭介くんのインフルで無念の欠場だったフラカンに捧ぐ「深夜高速」は、とにかく真面目に、やたら完コピで丁寧。あまりにもフレッシュで、袖の大人たちニコニコ。


次が真心。倉持(出会って31年)も桜井(同30年)も全然無事なまんまで、面白い。四星球とは打って変って、熱く煽ることなく、のんびり堂々とサラッとスイスイ。あいかわらず倉持の声は宝石。隣で一緒に観戦してた康雄くんが真心に詳しくて、曲ごとに「これは何年くらいの曲です」っておしえてくれた。「素晴らしきこの世界」って曲がゴオオオンと来たっ!


ウルフルズ。彼等が東京に引っ越して来た頃に、当時の大木家(世田谷区・若林)でカレー作ってくれたのが初期の思い出。その後、時々麻雀。野球はホントにたくさんやった。野球に来なくなった途端に紅白に出てたっ!この日は最初に「イェェェー!」(バンザイの冒頭)でスタートして野音ドカーンだったね。その後も黄金ナンバーの連発。トータスの曲も、けーやんの曲も大好き。


でさ、、、次がバンドトモフなんだぞ。ドオオオン!急に無名だぜっ!ほとんどのお客さんが初見。つまり、初聴きナンバーの連発。おいしいっちゃぁ、おいしい。がんばれオレら!神の御加護か、それまでの雨がやんだっ!今日は手ぶらトモフ。メンバーのセッティング中、自分はステージ前をジョギング2往復。肺を広げて運動モードにしなきゃでね。うむ、準備ばっちり。


と、ライブ開始の直前に、あるセレモニーが。「武道館バトン」がコレさんたちからピーズに渡される儀式が始まった。加藤さんとコータローさん、大阪の別の場所で今夜ライブがあるのに、わざわざ野音に寄ってくれたのだ。めでたくピーズにバトンが手渡され、アンプのあたりにハルが置こうとした瞬間、オレ「ちょっとまったぁぁああ!」


「自分には回ってこないだろうそのバトン、せめて1曲目だけでも、そのバトン持って歌いたーい!たーい、、たーい、、」と。でも持った瞬間、ズシっと(意味合い的に)重たくて「やっぱやめた、、これは、、大事に扱わないと、、」と。袖に丁重に返却しました。ふう。振り回したり投げたりしたら大変だもんね。


ライブスタート。さあ行くぞおーっと!「ほめてよ」「雨をとめた51歳」。やっぱ野外って素晴らしい。大好物。お客さんが、みんな、とにかくゆるい!心が広くなってる!無名関係なしっ!っつうありがたい空気。「不在」では、客席ぐるっと一周。ハイタッチ、バッチンバッチン。動き回る自分には無限の酸素はとにかく助かる。メンバーも明らかに普段の屋内ライブよかワーイって、上機嫌。雨でツルツルのステージも危険で楽しー。背中で回った。





「真夏」のコール&レスポンスでは、ちゃんと真心、ウルフルズ、フラカンも挿入したよ。えらいだろー。「スポンジマン」をやる前に、「ここでー、、徳島の康雄くんから手紙が届いております」と、手紙朗読開始。時々やる「私文書偽造コーナー」。「僕は、トモフさんのスポンジマンが大好きです。この前の3月のライブでは、やってくれなくて残念でした。きょう、やってくれたら嬉しいです。」みたいな。で、「よおおし、じゃあ今日は、康雄くんにシュっ!(間奏の手前にある重要ポイント)を発声してもらおー!」っつう流れ。ポイント直前まで姿が見当たらなくてヒヤヒヤしたけど、ちゃんと指定のタイミングに登場。「シューっ!」グッジョブ。ありがとー。


競演者の無理矢理拝借は更につづく。「我に返る」では安孫子ギター。わーい。直前の楽屋、、、トモフ「せっかく同じ場所にいるんだから、やってよ。ちょろいっしょ?」安孫子「、、ったく、、前もって言ってくれよー」トモフ「ダメだよ、前もって言ったら断られるじゃんー」っつう、かつての「SKIP」でのサワオくん強制登場と同じ流れ。安孫子、渋々してたくせに、この前(50歳の誕生日渋谷)よかやりまくり度アップで、すごいすごい。自分、膝をついて聴き入る。「うおおお、、くううう、、、歌えねー、、!」すごく嬉しかった。サンキュー。安孫子、実は「急に言われるかも知んないから、、」って、カンペ持参してくれてたらしい。キュートっ!


トモフ終演後、残るはtheピーズ。ハルは連続。大忙し。がんばれー。自分はダッシュ(今日は日帰りなの)で日本酒クピクピクピ。誰かから届いた「鬼殺し」3パックに感謝。プハァ、、ピーズ聴きつつ外で飲む酒のうまさよー。雨は止んだまま。ラッキー兄弟。ぜいたくな夕暮れでした。


こんな場に混ぜてもらえて、もお感謝のグーの音も出ません。どーしよー。最高の1日ツアーだった。いい季節。さあさあさあ、これからもよろしくです。新幹線でもクピクピ。
(C)TOMOVSKY