☆つれづれライブ日記☆
5月26日 下北沢QUE


倉山直樹主催の『ビバヤング』っつう企画で、「びっくりしたな、もう」とバンドトモフとスキンヘッズくんたち。倉山も、びっくりも、大学期のバンドサークル「GEC」で一緒だったのだ。つまり30年以上もの長ーい知り合い。お客さんも当時のGECたちがワサワサ混じってて、夕方から帰りまで再会につぐ再会。「おー!久しぶり!」「わー!」「うおおお!」の連発。GEC臭がプンプンの半日だった。


お客さん満員。最初にスキンヘッズくんたちが登場。髪の毛ネタの曲を中心に、自虐的にファンキーに。楽しませ上手で、ついつい面白がっちゃうんだけど、曲も演奏もメチャクチャ渋いっ!本物のR&B(昔の黒人ポップスみたいな感じ)が下北沢にやってきたー!っつう感じ。こうゆう音楽をこんなにダイレクトな環境で聴けるなんてお得な夜だなあって思った。ドラムのノブくんはGEC友達じゃないけど、麻雀期に出会った長い知り合い。ベースのハルくん(ピーズのハルじゃないよ)は、いろんなバンドをやってて、フェスとかイベントで最近よく会います。この前の大阪城では真心でベースを弾いていた。すっごくいいよね。バッチリ。ただ、このリズム隊の2人は髪の毛をスキンにはしてなくて、そこだけは残尿感。


次が、びっくりしたな、もう。「びっくり本」によると、結成は桜井(真心の)と森田くんが高校1年の時らしい。1984からなのかー。何気にちゃっかりすごい長寿バンド。まずはそこで、びっくり。で、曲、、とにかくね、普通のリズムの曲が1つも無いっ!桜井が変態なのかと思ってたら、森田くんがその犯人らしい。変拍子だったり、手と足が全然違う世界を旅してたり。ま、それにニコニコ普通に乗ってプレイする桜井や滝もじゅうぶん、変。自分ら、楽屋で待機観戦中、苦笑しつつの絶賛。あ!カステラのカバーもやってくれてた。「B型独立宣言」っつう曲。「B型はB型で集まって国をつくる」っつうのを、O型のオレが楽しげに天使の声で歌ってた曲。ひっどいよなあ。ひさしぶりに聴いたー!面白かった。


最後にバンドトモフ登場。セッティングしてたらBGMでウルフルズの「バンザイ」が流れて、エアートータスで熱唱。永ちゃんの「時間よとまれ」が流れたらもう我慢できずにマイク持って客席で歌った。ライブ開始前にすっかり幸せ。そして「ほめてよ」から「歌う51歳(ビバヤンの51歳)」で本編開幕。40分くらい。大騒ぎだった。QUEはステージが低いから、個人的には客席と地続き感覚。しょっちゅう行き来した。バシバシハイタッチ&お客のスカートの中に隠れるプレイ。世界初!(実際はスカートの中には潜入しておりません。)





あ、、翌々日(5月28日)のワンマンで初公開の予定だった「不死身ファンク」と「作戦会議」に、この日先行トライしてみた。どっちもバンドで1回しか練習してないんだけどね、もおおお、見切り発車でGOで。手さぐり足さぐり。新曲は「ライブやりつつ完成してゆく」の法則。ノリも構成もなかなか手ごわかったんで、やっといてよかった。にぎやかで熱いQUEで楽しかった。大満喫。「このお客さんたち、もう、明後日のワンマンはもう来ないんじゃん?」と、不安になった。だって、開場から合わせたら4時間以上ワイワイしっぱなしなのだよ。すっかりライブ腹、いっぱいなんじゃん?って。おい、たのむぜっ!と、終了。











打ち上げの景色。3分の2、いやそれ以上かなー、GECだらけ。あの頃の学祭の打ち上げにタイムスリップしたみたいな。みんなパワフルなまんまで、笑った。倉山は一日中テンションバリバリでえらかった!昔からずーっと、おもてなしエネルギーがすごい男なのだ。優しい気遣いの大男。無事で行こうぜ。ビバヤン、フォーエバーだぜ!
(C)TOMOVSKY