☆つれづれライブ日記☆
7月16日 高崎市民文化会館


高崎(群馬)で「SLOW TIME MEETING 2017」。SLOW TIME cafe の店長、笠原くんが「弾き語りのフェスみたいのをやろうと思いまして!」って思い立ち、その記念すべき第一回のメンツに誘ってくれたんだぜ。きいいいっ!うれしー!ありがとー。頑張る頑張る!





会場の高崎市民文化会館は、「なんでも鑑定団」の地方出張鑑定で出てくるような感じのホール。キレイ。バッチリ、館内は禁煙!入り口前の広場が、いきなりトモフお気に入りの陣地に。しばらくのあいだ、彫像の脇、石のベンチでゴロゴロ一服。曲目を考えたり、早めに来たお客さんたちと歓談したり、サインとか絵を描いたり、のーんびり。ほどよい蒸し暑さで溶けそう。まさにスロータイムな夏の夕暮れ。のちポツポツ夕立ちで館内へゲットバック。


で、館内。いいんだよー、好き好き、こうゆう大きくてクールな建物。美術館とか図書館とかも。気持ちがシャキッとするじゃん。通常の日々だと、自分の部屋以外で行くトコって、コンビニかスーパーかドンキ、時々ライブハウスと駅くらいだからね。なにもかもが、すごく新鮮。


楽屋が特に最強だった。畳の大部屋。入った途端、わおおおおーっ!(歓喜)ゴロン!(寝転ぶ音)クオオオオっ(そして伸び)。温泉旅館の大広間に出会った児童の気分。テンション、パツーン。中川くん(ソウルフラワー)がやってきて、「記念撮影しちゃおー!」と提案。「この2人はこんなに仲良しだったのか?高崎でいったい何が起こってるんだ?」みたいな写真にしよーぜ!と。ゴロゴロひざまくら。パシャっ。





その後、オーケンくん、カズボンも合流。





すごいメンツだよね。メチャクチャ昭和。みんな学年が一緒なのだ。まるで同窓会な、にぎやかさ。椿屋の中田くん(彼だけが若い世代)も一緒だったんだけど、静かにニコニコ。肩身せまそーで、お気の毒だった。まあ、そりゃそうだよなあ。あ、でも、ちゃんと、いろいろしゃべったよ。UKP(下北沢のレーベル)つながりっつう入り口から。実にナイスな青年だったー。


イベントの様子が楽屋のテレビ(モニター)で観れる仕組み。次から次へ弾き語りミュージシャンたち。落語も!めまぐるしく豪華。オーケンくん、、20年前に出会った頃は「自分、楽器、全然できない!」って言ってたのに、朗々とギターの弾き語りしてて驚いた。いつのまに努力してたんだー。バンドの爆音バックじゃないのが新鮮。「やっぱ、声、いいんじゃーん!」って思った。あと、車を運転して高崎まで来てるのにも驚いた。つまり、教習所にオーケンが通ってたってことだぜ!意外の連発。


次が、ひとりトモフ。いつものスタイル(ギターアンプとバスドラム踏み踏み)。「ほめてよ」で開幕。ホール、、、面白いっ!カツーンとスイッチオン。なーんだかとんでもなーく気持ち良い。なので「歌う51」の2番の歌詞は「(ホールが)意外と似合う51歳」。きっと前世はホールで大ハシャギ系だったんだな、オレは。新鮮な場所って最高だ。やりがいありまくり。エンターテイメント魂が次々に引っ張り出される感じ。左右の余ったスペースの床たちが「寝転んでっ!ゴロゴロして!」ってオレに言うので、「よおおおし!」って、その通りに。側転と背中グルグルも。


あと、この日うまれた荒技「救出プレイ」。解説・ステージの隅でワザと倒れて、観客の視界からずりずり消える動き(ほふく後進)を。「大変だー!トモフが暗闇に引きづり込まれるーっ!誰かー!トモフを救出せよー!」って叫ぶと、スタッフさんがトモフを体ごとズルズル引っ張ってステージ中央に復帰させるっつうスペクタクル。面白くて、しばらくして(ステージの)逆サイドでもやったら、スタッフさん、2度目は慣れたのか、ズルズル引っ張りのスピードが速すぎて、膝が床との摩擦でヤケドしたっ!意外と危険だった!





「弾き語りイベント」だったんだけど、ちゃっかりきょうもCDR持参して炎のカラオケ2曲。整然と鎮座する客席へ繰り出した。ハイタッチと握手攻撃。面白かった。ステージに帰還するとき舞台の角が、ちゃんとしっかり面取りされていたことにトキめいた。実に丁寧な仕事っ!素晴らしい!高崎市民文化会館。市民の厚い思いがそこかしこに。宝だっ!








続く。
(C)TOMOVSKY