☆つれづれライブ日記☆
2月23日 京都拾得





「ひとりトモフワンマン」って告知しつつ、やっぱりポントたちが来てくれたぜ!なんと今回は久しぶりに全員(6人)集合。それぞれがそれぞれの日々を送ってるなか、しかもこの真冬にトモフに付き合ってくれたのだ。大感謝だよ、ありがとー!そして拾得さん、45周年だそうだ。意外と若いよね、驚いた。自分よりか歳下じゃんか!へいへい!あ、でも俺が小学校に入った頃にオープンか、、、んー、じゃ、長いっ!素晴らしいっ!テリーさん(ご主人)、女将さん、バッチリな人生、うらやましいです。


6時半に開幕。平安京おなじみの音出し制限は9時。つまり持ち時間2時間半。第一部のひとりトモフで時間を押したりしたらポントたちの練習してきた曲がカットになっちゃう。基本の心得はテキパキ。でもバタバタは禁物。しっかり拾得の空気を満喫せねばだぜ。ハミガキしてスッキリ後にステージへ。最初は約束通りの新曲タイム。今夜は「ウサギみたいな名前の女の子」。やっぱ時期的にピョンチャンを歌わないと、、で。1番は鍵盤、2番はギター、3番でまた鍵盤。サビは拾得全員に歌っていただいた。うむ、バッチリくすぐったい。満足。そしてライブ本編スタート!「歌う52歳」の2番は「自問自答52歳」。





うちを出る前に新譜『FUJIMI』(工場から届きたてのホヤホヤ!)をピンクコロコロに一旦詰めたのだ。1箱100枚ぶん。でも、まだ2月だろ?フライング販売にしても、ちょっと早すぎか?ああでも、「持ってきたぞおおおお!」って大威張りしたい、どおしよ、、って、自問自答してて。結局ガマンした。微泣でコロコロから出す。京都到着後に気がついたんだけど、この日は「2月23日」で『不死身』の日だったんだよね。まさにフライングOKな神のお導きだったんじゃん、、、くううう。出かける前にお導きに気づきたかったー。


でもそんなことはライブでブッ飛んだ。拾得ピーポーたち、なごやかで最高。ほどよいホロ酔いな空気。盛り上げ上手たち。たのもしい。どんどん上昇させていただいた。





この日はテリーさんに無理言って、客席の灯りもぼんやり点灯していただいた。真っ暗だと、自分ばっかり照らされて景色が何にも見えないのが「リサイタル」みたいで落ち着かなくてね。で、大正解!ゆるい居酒屋でやってるのがちゃんと感じられて最高。





リラックスな空気に包まれてパコーンと。ひとりトモフ部は7時半にフィニッシュ。ああ、楽しかったー!この時点で「もう何もいらない!きょうが大晦日でもいいっ!」くらいに思えてた。





さらに2階の楽屋からポントメンバーがガヤガヤ降りてきて、インスト「ヨロコビ」で第2部スタート。ワーオ。ここからもっと昇るのだあー。


久しぶりのトモフ&ポントチョフ。やっぱいいねえ、この楽団。いっちいち演奏がくすぐったい。ツボにくる。ささってくるっつうのかな。あえて解説すると、宅録トモフとバンドトモフのあいだの景色で、音楽職人たちが各自の引き出しからいろいろやりまくってくる感じ。初めて観たひとは「おおおお!」っしょ?俺だって毎回「おおおお!」だよ。レア曲多いし。「MR.2050」とか「こんな曲だったのかー」って、鼻血でちゃう。半分お客さん気分で楽しんじゃう。興奮しつつも、作曲者本人がこの絶妙な質感を台無しにしないように気をつけてねばで、大変大変、しあわせな大変。あ、「ミルク」は台無しにしちゃったぜ、ホッホッホ。原曲キーが高いんだよ。全然腹筋がもたなくてオクターブ下を混ぜつつ。血管切れるかと思った(で、ミルク殺人事件)。





この日の一大事は、どんとさんの「ひなたぼっこ」カバー。自分はローザ大好きだし、拾得はどんとさんとメチャ縁深いお店とゆうこともあり、センエツながらー、歌うことになりまして。「さいあいあい」とか「少女の夢」とか「バカボン」は、バーっと行けるけど、この曲は丁寧に!なんだぜ。頭真っ白注意で歌詞のカンペを確認しつつ、がんばった。ふう。いい歌だよねえ、もお。前夜にyoutubeしてて、つくづく「やっぱ、どんとさんは最強だなあ、ずーっとナンバーワンだなあ、ライブキングだなあ、、、」って思った。『ライブオーガスト』(ローザルクセンブルグのラストライブのアルバム)は、マストアイテムだぜ!持ってないヒトはダッシュでゲットだぜ。で、バンドっていいじゃん!って現在に至ってるのが自分です。


8時45分からはアンコール扱いで自分も酒解禁タイム。客席後方カウンターに歩み、オーダー。「カンパーイ♪」しながらステージに復帰。結局第2部は16曲やったのかな。9時ちょい過ぎ(超過ごめんなさい)にフィニッシュ。


終演後、「きょうは単発ライブで次の日が無いから、なんでもやるぞー、、、よおおし、ジャンケン大会っ!」。全員でジャンケンして優勝者はトモフを王子様だっこ(しなきゃならない!)っつう展開。「優勝者をお姫様だっことか、普通にハグ」とか、トモフの辞書にはないのだ。ヘンテコな大盛り上がり。で、なんと、勝ち抜いたのがこの日(2月23日)が誕生日の女子だった!オカルティー!よっ!神っ!小粋なことするじゃんかっ!客席に降りて「ダイジョブかな、、じゃ、ここに両手出して!俺がそこに少しづつ倒れてくから、、」って動作の指示をしてたら、「普通にだっこできると思いますよ」とサラっと言われ、本当にガバッと軽く持ち上げられたっ!うおおおおお!京都の夜、大騒ぎ。その後もへべれけサイン書き&コミュニケ。縁日みたいで、最後まで居心地よかった!まだ2月なのに、もう2018大満足。ありがとう、拾得さん、お客さん、ポントたち!んでは、全員無事でよい春をー!そして、さようならピョンチャン!
(C)TOMOVSKY