☆つれづれライブ日記☆
5月8日 下北沢 440


あいかわらず、ライブに行く直前のブルー。3月と4月は下北沢が連発しまくっちゃったし、しかも今夜の共演、つい最近(3日)高崎で会ったばかりの石川くんなのだ。自分的にフレッシュ感が足りない。一応メニューとか考えて昨日ギター触ったりしてたんだけど、うーん、、このままじゃ足りない!絶対足りない!で、、決断。火曜っぽい何かをしよう。結果・炎の赤トモフ、顔面(半分)白塗り、オレンジづら作戦!・・・づら(ウィッグ)は久しぶり。発掘してみたものの、念のためクンクンにおいをチェック。んー、、まあ無臭。レッツゴー。急にやる気出た。安全運転で下北へビューン♪


夕方の440。石川くんとセッション用の打ち合わせを。あんまりきちんと段取るとつまんないからソコソコに。「じゃ、本番よろしくー」と、いったんそれぞれ別行動に。自分は楽屋の鏡の前に座り、白塗り開始。白のどうらん、かなり乾燥してた。ちゃんとフタしてたんだけどな。丁寧に半分の線をまず縦に引いて、右半分を白で埋めてゆく。やればわかるけど、かなりたのしい。皮膚に何か色を塗るのって快感だよ。日常からの脱出なのか、本能への回帰なのか。ペインティングフェチの気持ちがわかる。自分は特にもとの顔が地味なんで「おおお、絶対このほうがパッとするじゃん!闘えるじゃん!」ってメキメキ。そして上も下も赤に着替え、ライブ直前にオレンジヘッド装着。うーん、決してカッコ良くはないが、、心意気っ!


いざ出陣。ステージへの登場BGMはセルフ。素人ボイパでスタート。さっき家を出る頃の決断を曲に。タイトルは『無意味に燃えている!』。FUJIMIファンク気味に「無ー意ー味ーにー燃えてるぜー!」。追いかけコーラスも要求。ちなみにこの間は半身(お客さんには左半分しか見せない体勢)。で、、「久しぶりの赤パン!久しぶりのオレンジ!滅多に着ない赤パーカー!」そして「ひさしぶりの白塗りー!」でバーンと正面向いた。ドカーンとゆう反応!つづけて「やる気・本気・やる気っ!」「ライブへの情熱!」と連呼は続く。440じゅう猛苦笑しつつの追っかけコーラス。とりあえずは驚いてもらえたようだ。うれしい!思い切った甲斐があった!





「火曜日なのに踏ん張って来て良かっただろー?こういう日もあるから、トモフのライブは1本たりとも見逃せないっ!」と大自慢。白塗りトモフに至近距離過ぎる最前列さんたちは目を合わせてくれません。こっちも照れる。さらに新曲「ふつうじゃいられない」。火曜日だからって普通じゃいられないんだぜってゆう曲。これは前日に作ってたんだけど、曲のとおりになった。





選曲は見た目とのギャップ大。今夜はワイルド封印のしっとりめ。「ほうき(この日は軍手)」は、ちょうど顔が半々だったので、Aメロの左右トモフの掛け合いが色違いになってラッキーだった。つづいて「マイナスのまんま」と「引越し前夜」。新曲3つめで「ギューってなるんだ」も、ノットワイルド系。カラオケ曲は久々に「日付変更船」で客席に遠征。日付変更線に沿ってズイズイ進む。





右手は今日、左あした♪歌ってる最中「おっ!ハカマダくん発見!」って叫んだらヒト違いだった(本物はうしろの方にいた)。 P.S.終演後、その彼(ハカマ似くん)とコミュニケ。彼もミュージシャンだった。バンドもソロもやってるらしい。すっごい気になって、youtube見よおって思ったんだけど、名前忘れてしまって検索できない、、。もし、ここ見てたら名乗って、ハカマ似くん!あー、でも名乗りをあげるようなタイプではなかったよなあ。いつの日かまた再会!


その客席行脚シンギングのさなか、至近距離を通過する白塗りトモフにピーンと固まってるお客さんの背中を発見。「おい!しっかりしろ!」って感じでパシって叩いたら、想定してた以上の圧でやってしまって「わっ!」。お互いびっくりした。ゴメンゴメン。思い出思い出♪


ステージ復帰後は「いい星じゃんか」「こころ動け」「ほめてよ」で熱めにトモフ部終了。制限時間との追っかけっこしつつも、細かい引き出しビュンビュン出しまくりだった。「35億」っぽく「20時8分」。波乱万丈。家、出発時のブルーがレッドに変わってた。ご満悦。1分半押しちゃったな。ま、セーフゾーンだよね、許されたし。


第二部、石川くん。さっきのオレの「無意味に燃えてるぜ」にかぶせて「無意味に肥えてるぜ」でスタートしてた。引っ張ってもらっちゃって照れくさい。でもその後はしっかり石川コージの世界。すごいよね石川くん。楽器はアコースティックだけど、フォークの弾き語りっつうジャンルではない。パンクでニューウェイブでアバンギャルド、、プラスあのたたずまい。ずるいよ。強烈だ。素晴らしい!


最後に2人で「コージとトモフのアンコールセッション」。気が散って迷惑かけないように、この時間はメイク落としてノーマルトモフ。まずトモフ曲で「ワルクナイヨワクナイ」。3拍子。予想通り石川くんバッチリだった。あやしく踊りながら叩きまくる。





次は石川くんがギターボーカルで「しりとりソング」。今度は自分がクルクルしながら叩きまくり。いきなり「下北沢にあるもの尻取りー」って振られてピタッ。困るよ。そんなにこの街に詳しくないっ!





結局は「桜田淳子さん」で頭がいっぱいになって「ようこそここへー、クックックックー♪」。最後に「我に返るスキマ」して、トモフ「歌う52歳?」石川くん「歌う56歳?」で「合わせて108歳、、、おおおお!煩悩っ!」って2人で驚いて、一緒に「ボンノウズでしたー!」で終わった。ナイス奇跡。





今年の共演で良かったー!素晴らしい火曜日でした。ライブのおかげ。お客さん、ありがとね。次は上野っ!シャンシャンよりもシロフクロウっ!
(C)TOMOVSKY