☆つれづれライブ日記☆
5月25日 京都 MOJO


MOJOに久しぶりにやってきたー!店長の藤本くんによると、自分12年ぶりだそうだ。つまり40歳だったから、アルバム『39』出して「脳」とか「骨」とかが新曲の頃だったのかな。ん?まてよ、HPのライブ日記で調べればいいんじゃん、、、で、リサーチ。おー!この日、ハハキマスキー(ひとりトモフのバックバンドに「ははの気まぐれ」)だったのか。どうやら、まだ彼らと出会って最初の頃みたい。名前が覚えられなくて松尾くんに「ビルマ」とか名付けちゃってる。なつかしー!


そして2018の京都。5月なのに真夏日(30度超え)。遅刻してハフハフ。地下鉄の通路で迷ってたらハヤトくんに偶然会えて「出口、こっちですよ」って、ラッキー♪ MOJOに到着。うーん、しみじみ。入り口の感じ、あの頃のままま。赤のイメージ。螺旋階段とかも無事。丈夫で何より。いい仕事したんだ職人さん。遅刻したくせにリハは巻きでフィニッシュ。正直、ひとりトモフにはリハ不要説。ま、念のためだよね。念のためって意外と時々大事だったりするし。


今夜はモーサムトーンベンダーズの百々(もも)くんと自分。出演者2人。彼とはバンドも含めて初の競演。会うのも、コレクターズさんの武道館壮行会イベント(渋谷EAST)の終演後の酔っ払いタイム以来の2度目。でも、その時の印象がすっごいゆるくて楽しいヤンチャくんだったから、そのまま、その続きで再会できた。意外なことに、夕方の百々くんは、まだシラフだったせいか、丁寧で繊細な青年風。もしも初対面だったら「真面目なミュージシャンさんだな。失礼のないように気をつけよー。」って距離置いてたな。一度会ってて良かった。


で、ピュっと提案。「本編2人終わったあとに、なんかやろーよ。この2人なのに、普通にソロだけやって終わったらなめられるよ。」百々くん、即OK。やっぱり想像通りのゆるい気さくなあんちゃんだった。すっごいザックリと作戦会議。臨機応変勝負で、わざわざそのセッションのために楽屋練習するとか無し。お店の人には「アンコール、2人で何かすることになりました。トモフが終わったら打楽器(スネアとライドシンバル)の追加、お願いします」と伝達。よーし、準備完了。楽しい夜まちがいなし。百々くんは燃料補給に京都の街へ、自分は本編の曲順作成へ。


19時半。トップバッター、百々くん。出番ギリギリにMOJOにほろ酔いで帰ってきた。焼き鳥の時間がかかったみたい。店長の藤本くんがシュールな前説(あいさつトーク)をして開幕。百々くんはビール飲みながらライブするんだ。知久くんみたい。飲みながらでも声もプレイもバッチリ。椅子に座ってじっくり。危険なニオイ、やんちゃアダルトな感じ。音量とか歪みとか狭さとか広さを足元のイフェクターでグイグイ操って、最後の曲(ロックンロー、ハート、ネバーダイ)なんてひとりなのに巨大フェスな景色だった。うおおお、やるねえ、百々くん!


第2部自分。百々くんに、いい影響を受けて、アダルト要素をMC時にまぶす。全然違う!と苦笑される。しょっぱなは、新曲タイムで「うつるから」。MOJOにちなんだ曲を。「モジョモジョするなよ、こっちまでモジョモジョしちゃうじゃんか!」っつう、、弾き語りしつつ細かい演技もはさんでみた。新曲おさらいタイムは「乱暴なドライバーにちゃんと天罰よ下れ!」を。百々くんが京都のバスでいじわるされた話もミックスして続編も発表。


この日はイスが出されてて、お客さん楽ちん。でも、ケツ痛回避のためにカラオケの時とか全員起立してもらった。ケツの痛みのせいで気が散ったらミュージシャンがかわいそうじゃんか。で、そこに突撃するトモフの図式。ハヤトくんのリクエストで「疎遠」もやった。あ、ケツが痛くなるのって、男子だけっぽい。女、強し。オレなんて30分でも無理。そのうちマラソンの記録も女子が抜くんだろうなー。


最後は、いよいよのセッションタイム。その場で順番を決め、先攻百々くん。「ドッパン、ドパッパ、ドッパン、ドパパ」をお客さんに要求。それに絡む感じでギターのカッティング。弾き方、好き。休符の感じがストライク。「そろそろドラムも入って!」っつうアイコンタクトを感じ、ドラムトモフも「ドッパン、ドパッパ、、、」と合流。ちゃんと出来た!いえーい。百々くんに「いいねー、リンゴスターが腐ったかんじ!」って、言ってもらった!最高の褒め言葉なり。次はトモフ曲で「我に返るスキマ」。キーはCで、自由に弾いて!って言っといただけなんだけど、激バッチリ。やばいよ。お客さんたちも感心・感動。再び百々くんの番でピーズ曲「バカになったのに」。ちょい前にハルと斎藤くんとやったんだって。このセッションで唯一、2人が知ってる曲。うんバッチリ。自分も知ってるとこはコーラスして、実ににぎやかに出来た。フィナーレは「蛍の光」を。間奏は百々くんの壮大なギターソロ。男2人のゆるゆる弾き語りナイトが、意表をついて感動的に終幕した。無理やりセッション、やってみてよかったー。結局この日のメインな記憶になっちゃったぜ。モモフスキー誕生記念日。


たまたま去年の5月25日も、百々くんはここでライブだったんだって。来年MOJOは20周年らしくて、「じゃ、来年の5月25日もココでやろー。」って約束した、、、けど、酔っ払ってたから覚えてないだろーなー。
(C)TOMOVSKY