☆つれづれライブ日記☆
9月1日 名古屋 アポロベイス


岡山・博多ってやってきた、夏の終わりのバンドトモフワンマン3本目。もおおおバッチリバチバチだったよ、ありがとー名古屋っ! いつのまにか本当にラブな地。あ、どこに対しても「大好き発言」しちゃってるけど、この街に関しては特別な流れがあるのだよ。


その昔、メジャーレーベルにいた頃、「名古屋だけは大都市の割にヒトが集まらない」みたいな業界の噂があってね、実際「んー、なるほど、そうかも」って感じで。しかも、ツアーの流れで大阪とくっつくタイミングが多いじゃん?で、「大阪の方がギュウギュウで熱いのに、名古屋はなんでだろ、、」みたいなね。「きっとあんまり相性良くないんだろうなあ」「嫌われてるんだろうなあ」って印象があったのだ。


そのイマイチな歴史がクイっと変わるのは、アポロとの出会いからだなあ。当時、青年店長の酒井くんがトモフを面白がってくれて、たくさん声かけてくれてさ、「明洞(ミョンドン)」ってゆうナイスなお店に連れてってくれたり、ダイヤモンドホール(めちゃ大きい)でひとりトモフワンマンを決行してくれたり、彼の結婚パーティーに呼んでくれたり、、、いろんな思い出をゲットしてるうちに、自分も名古屋ピーポーもしっかり知り合えた。「もともと相性悪くはなかったんだろうな」って今は思う。千葉県人と名古屋人。どっちも「都市圏なのに微妙」っつうとこ似てるじゃん。グッとくる。最近の酒井くんはタイミングが合わなくてトモフの時は別現場が多いんだけど、副ボス的な野口さんもモロバッチリで頼もしくて、ますます強い絆。プチ自慢だけど、いまだに動員が伸びてるのだ。このご時世に、この知名度で。すごいことだよ! 奇跡! 新栄っ!








で、この日の新曲は「名古屋」。一瞬で終わる短い曲。手抜きじゃないぜ。自分的には恥ずかしいくらい熱い想いを込めていたのだ。「前世の記憶」って曲がトモフの過去曲にあって、「第一印象が全てだ!」みたいな歌詞。この日、ひさしぶりにプレイ。でも、名古屋の場合、第一印象がイマイチだったのに、その後に大逆転したからさ、、、「こんなこと滅多にないことだから、ちゃんと言っときたかったー♪」つう「激ラブ」込めての名古屋~。うん、だから、これからもよろしくなんだよ。照れるね。チャオ!


チャオじゃないよ、ライブ日記。で、、そんなこんなでお客さんいっぱいで嬉しい。最初から最後までズーッとにぎやかに短距離走してた感じ。楽しかった。ワンマン3本目だから、もう熟練レベル。目隠し手放しでもOK。盛り盛り熱い名古屋の海に、ひさしぶりに船長トモフでダイブさせていただいた。ダイブっつうよりか「飛行」。うつ伏せ姿勢(通常のダイブは仰向け)で、ちゃんとピーンと体をそらすんだ「とおおおお!」と。ワイヤー無しのピーターパン風。面白かった。かなり客席後方までお客さんの頭上を運んでもらった。グッジョブ!その最中も、マイクのシールド(ケーブル)が絡まないように手際よくスタッフ的な作業をしてくれたお客さんたちもグッジョブ。素晴らしい。本当に頼りになる。ただ、ステージに戻る引き波のスピードが速くてビビった。





客席後方に頑張り過ぎちゃったお客1名。ライブに関係ないおしゃべりとかじゃないから、オレ的にはOKだったけど。近くにいたお客さんには、ちょい迷惑かけてたみたい。彼には悪気ないんだよ。結構、素直な寂しがり屋さんな気がする。だから注意すれば大丈夫。「この曲は静かにしよーよ」「あ、そーだよね、ゴメン」って感じで。


右往左往激しくて、ステージから落下、この日は左足負傷。意外と深くて、1ヶ月過ぎてもまだカサブタ残ってる。猪苗代では右足。傷だらけの夏だったなあ。水着モデルなら即クビ。終始なぜか「春日井ネタ」の大奮発だったんだけど、最後はちゃんと「新栄の52歳」で終わった。めでたし。





なかなか終われない名残惜しさ。夏の終わり記念に陽水さん曲(少年時代)を「にゃにゃにゃ~♪」の合唱の中、トモフ退場。のちハマダくんにバトンタッチ。「次、まかせたよ」って。ハカマダくんは謎のメロディを「ワンワンワン~♪」って歌ってた。しあわせな苦笑ムード充満で終幕。あー、たのしかった!すごく。名古屋ピーポーたちよ、サンキュー。今年はまだまだ行っちゃうよ。10月にひとりワンマン、11月にフラカンイベントで。それまでお互い無事でいよーぜー!






(C)TOMOVSKY