☆つれづれライブ日記☆
5月24日 名古屋 サンセットブルー


弾き語り三人がサンセットブルーに集合。ひとりトモフと、かみぬまりゅうたろう、なかいりく。夜行性の年長者は早起き回避。「スミマセン、リハ無しで」夕方に合流。プチ驚いたことに、自分以外の共演者、二人ともギブソンを愛用。ちなみに、かみぬまくんのギブソンは1965生まれ。つまり俺と同いどし!で、「ちょうだい!」って言ったら軽く拒絶された。


りくくんは二十歳なのに昭和のタバコ「しんせい」を愛し、「しあわせ」とゆう名前のバンドもしている。平成生まれなのに昭和系遺伝子が濃い。待機所のバーカウンターで、ずーっと話しっぱなし。せっかく初対面だから、自分、「寡黙な年輩ミュージシャン」っぽくしていたかったんだけど。無念。ただのおしゃべりなオジさんだった。


りくくん「トモフさんはブルースは好きですか?」と難しい質問。ブルースって、なんだろう。昭和歌謡の酒場の演歌のイメージかな。それとも黒人発祥のアレか。トモフ「53になっても音楽やってれば、それはもうブルースだろお?」と回答。

出番がトリなんで手持ちぶさた。物販しつつ開演待ち。元気な売り子トモフ。高額紙幣が渡されるたびに、「10000円入りまーす!」と、見えない店長にかざした。エアーマクド。


トップバッター、りくくん。声、大きい。超直球系。身体の底から真っ直ぐ。歌詞も直球。堂々としていて素晴らしい。ミドルバッター、かみぬまくんは研ぎ澄まされた佐々木小次郎系。りくくんの後だからクール目に映る。切れ味鋭い。品がある。ラストバッターのトモフは、ノンジャンルであっちこっち系、53歳、千葉県出身。


三者三様、それぞれのブルースが交錯。かたちは「弾き語り」って点では同じなんだけど、全然かぶらない世界(歌詞とか曲調とか空気とか)で良かった。きっと弾き語りのほうが、それぞれの色の違いが強調されるのだね。まあ、怖いっちゃあ怖い。全部バレバレ。ひゃああ!なのだ。で、それが面白い。


新曲は「旅に出る前だけ」。この日の午前中に作った。「旅に出る前から、部屋が恋しい、早くここに帰ってきたい」、、、とゆう曲。そんなに思ってるんなら、普段から大事にしてあげよー。ほんとにねー。


続いて、3月のこと(股関節あれこれ)を名古屋の民に報告で、マツバツエ4部作。「MRI」は愉快爽快。日本の各地で不謹慎な風を吹かしております。爽やかに。


終盤では去年生まれたご当地ソング、「名古屋のテーマ」を。つくづく、愛知って、素晴らしいネーミングだ。「作戦会議」で再会の約束。「脳」、「我に返るスキマ」で完走。終演後りくくんに、「ブルースだっただろー?」って聞いたら「はい、ブルースでした!」。ニコニコ。歳の離れた仲良しが出来た。


終演後、サンセットブルー自慢の日本酒(マスターが毎回いろんな名酒を出してくれる)をくピっ。本当にいつも美味しい。ライブ後は特に、スーッと身体と脳に入ります。お勘定、「いらないです、困ります」って、断られたけど2杯目からはちゃんと払った。そのほうがより美味しいのだ。入ってく。スーッとね。


みんなにお見送られ、先にホテルへ。明日は徳島だよーんと。はああー、今回も満喫。ちなみに名古屋には来週も潜入するぞー!


この日の曲たち・・・歌う53歳/旅に出る前だけ/ほめてよ/マツバツエ4部作~よりそう2人/返却/その後/MRI/名古屋のテーマ/作戦会議/脳/我に返るスキマを埋めろ/・・・アンコール、、、なんだったかな、忘れたー!

(C)TOMOVSKY