☆つれづれライブ日記☆
6月1日 梅田 GATZ toi!toi!toi!


「きばらしナイト」とゆう名のイベント。今回で3回目?ちなみに自分は初招集。会場はいろいろのようです。今夜の現場は梅田の「GANZ toi!toi!toi!」。「ガンズ」じゃなくて「ガンツ」って読むんだねー。


店の手前にラーメン屋。良さそう! ライブの後に寄るかも。ラーメンの写真看板とか閉店時間をがっつり見てたら、すぐ前方に今夜のお客さんたちの列。ラーメンチェックの一部始終を目撃された。苦笑いでGANZ入り。想像してた雰囲気と違って「おや?キレイ!」、、そして木の香り。出来立てのログハウスのようだ。ちなみに想像してたのは、浪速のにぎやかな焼き鳥居酒屋。壁じゅうにお品書きビッシリみたいな。たぶん「GANZ」って名前から「ガッツ」的な温度と鳥の部位を感じ取っていたのだ。真逆だった。想像と真逆ってのは、人生2倍の気分。ラッキー!


与えられた楽屋の場所は同じビルの6階。お店は地下。離れてる。移動が苦手な自分はお店の喫煙所に陣を張った。一服も出来るし、準備しつつ時々共演チームの観戦も可である。一服やトイレのために通りかかるお客さんは驚く。「ここにいるんですかっ!」「おう!」


最初が、松の葉楽団。4人組。ウッドベース、ピアニカ、ギターボーカル。あれ? 3人組か? いや、もうひとり見えていた。俺には見えていた! オカルトはさておき、実に小粋なライブ楽団だった。プロフェッショナル。外国の駅の地下道とかでもやってる感じ。通行人が立ち止まって、やがて大勢に囲まれてる系。うらやましい。素敵な4人組、、、絶対4人いたっ!


2番手がイヌガヨくん。みんなには「ジャック」って呼ばれてる。ご本人もそっちを推奨していた。イヌガヨは彼のバンドの名前なので。が、ついつい、出会った瞬間から「イヌガヨくん」。圧とか熱い瞳がそうさせる。ライブはエネルギッシュ。大げさな感じとか、お客さんを巻き込んでく感じは、ちっとも豆っぽくない。やっぱりジャックじゃない。痛快でヤンチャで真面目で誠実。そして涙もろい。帰宅後は静か。買い物はママチャリ。後半3つは想像!


共演者たちがバッチリで、店内は出来上がった雰囲気が充満。もう満腹だろー。自分、ライブする必要あんのー? な気もしつつステージへ。お! ウェルカムな感じ。元気だー。まだまだ行けるんだな。よしよし。どるるる。ホットでゆるい! いいとこだー。


冒頭は「木の香りと53歳」。次に、大阪にもトモフの3月事件を報告がてらの「マツバツエさん」からの曲たちを。「MRI」では大阪も大騒ぎ。あの音の再現の忠実さをわかってくれてるヒトって何パーセントくらいなんだろー。未経験族も、そのうちMRIに出会ったら、この曲を思い出して、、、苦笑せよ!この日の新曲は「東京五輪」。肝心なところは「ピー!」って歌う、愉快な曲。「遠くへ」と「浮遊霊」は、ご近所の扇町公園を盛り込んでみた。えらい!


自分の部をしっかりやり遂げ、ご満悦。むむむ、アンコール来ちゃった来ちゃった、ありがとー。でもどーしよ。こうゆうにぎやかなイベントなのに「ひとり」で終わるなんて寒いぜ! なのに、セッションの打ち合わせ、何もしてない。しょーないよ。知り合う前から「最後にセッション」なんて約束できないじゃん? 仲良しになれる保証なんてないし、チラシのイヌガヨくんの写真、怖そうだったし。「あんなに気さくな彼らだと知ってたら、ああ、いろいろ出来たなあ、、」悔やみつつ、とりあえず、世界中の誰でも打ち合わせ無しで出来る曲を弾き始めてみた。ピアノ。見た目はトモフだが中身はポールで「LET IT BE」。歌詞は知ってるとこだけ時々英語、大部分は「ハニャハニャハンハン♪」で、、、しばらくたっても、誰も出て来てくんない。ポールひとりぼっち!


「もうすぐ彼らはゾロゾロ出てきてくれるはずだーっ!」と叫びつつ歌いつづけ、、、おっ! やったー! 全メンバー、カムバック with 苦笑! 楽器の準備が出来た順からプレイ開始。「ヘイ、イヌガヨー! カモーン!」って2番の歌を彼に振ったら「オレのことをイヌガヨくんって呼ぶのは~♪ 近所の飲み屋のおばちゃんとトモフスキーだけ~♪」と即興歌唱。アドリブの運動神経もナイスなのだな。松の葉チームなんて、そもそも駅の地下道集団だから、即興上等、おまかせください!って感じで、余裕で完璧だった。締めは「猫ふんじゃった」。美しいフィナーレ。奇跡の成り行き。まさに、LET IT BE だった。みんなありがとー! 若者たちに幸あれ!ふまれた猫にも!


p.s.打ち上げで衝撃の事実が発覚。松の葉楽団のボーカルくんが静かに話しかけてきて、、、「自分は本当に、、姓がマツバなんです」っ!「えっーーー!!」そんな姓って実在するのかーっ!腰抜けたっ!この2019の上半期だけで2人の「マツバさん」に出会うなんてっ! ちなみに彼もさっきトモフが「姓はマツバ~♪、、」って歌いだした瞬間、めちゃくちゃ驚いたそうです。オカルティー!、、でも、いい名字だねえ。


この日の曲たち・・・木の香りと53歳/ほめてよ/マツバツエ/返却/MRI/東京五輪(新曲)/遠くへ/立派な浮遊霊/不死身FUNK/作戦会議/脳
アンコールセッション・・・Let it be、猫ふんじゃった

(C)TOMOVSKY