☆つれづれライブ日記☆
9月28日 埼玉 東武動物公園『夏の魔物』


『夏の魔物』の関東編。魔物にとっても自分にとっても初めての場所、東武動物公園。いいトコだったぜ、ものすごく。遊園地と動物園が合体してる。東武線ってゆう電車に乗って、のどかな方の埼玉を進むとあるんだよ、愛しいスポットが。入り口で誰もがホッとして腰が砕ける。ディズニーランドみたいにギラギラしてない。時間の流れが止まってる。プチ切ない。愛しい昭和。大きなお世話だろうけど「つぶれるなよおぉっ!」って思った。


普段は家族連れがメインの客層だと思われる。近所の園児たちとか。そんな温和な民からしたら、この週末の2日間だけ異様な空気でお騒がせなのかな? 「へい子供たち!大丈夫だよ、怖くないよ、バンドマンなんてみんな、ディズニーよかこっち側の人間たちだよ!」って言ってあげたい。


天気、もろ「夏」だった。太陽ギンギン。到着した時、ちょうど石川くんがライブ中。白いランニングで弾き語る姿が、景色と気温にバッチリマッチしていた。こっちのステージ(奥には大きなステージ)のまわりは低い柵だけ。だから、遊園地が目的の家族たちでもライブ観れちゃう。驚いたろうなあ。孫「ランニングで歌う不思議なひとがいるよー!」祖母「暑いからねぇ~、、、あら、でもこの人、すごいこと歌ってるわね、、、」とゆう素敵な展開。


ステージ裏に到着したら、大阪の魔物で一緒だったステレオガールさんたちがいた。しゃべるの初めて。あの日、彼らの本番中、トモフは対岸ステージでサウンドチェックしてて、ちょいうるさくしちゃってたかも、、だったから、「この前、邪魔してたかな、ゴメンー!」って謝罪。「いえいえ、全然」ってニコニコな青年たち。いい出会いでホッとした。


石川くんの次は、曽我部くん。急に本格派な歌声が遊園地に響く。いや、石川くんが本格派じゃないってわけじゃないけど、声的に。孫を連れた祖母はきっと安心しただろう。ライブの終盤で、石川くんに「最後の曲でタンバリンで出ちゃおうよ」って、こっそり作戦会議。近くにいた曽我部くんのスタッフさんに聴こえちゃって、でも、「ぜひぜひ!」って許可をいただけた。やったー! 慎重にタイミングを計る。「いまかな?」「いや、まだかな?」あんまり早めに出ちゃうと間がもたなくて迷惑かけるからね。「そろそろかな?」よし、、「いこー!」って、最後の最後あたりに2人でゆらゆら乱入。曽我部くん笑顔! 良かったー! 即興コール&レスポンス。たのしかったねえ。バンザーイ!





さ、トモフも頑張ろー。準備はダッシュで。持ち時間がセッティング込みで25分。すごいよ、この慌ただしさ。でもダイジョブ。短ければ短いほど、そのぶんスゴイ濃いコトが起きるのだ。魔物マジック!





本番スタート。日差しが真夏でワオワオ。お客さんも命がけ。各自めいめい踏ん張れー。結局、この時間が一番天気がギラギラだった。面白かった。客席に降りてワイワイ、ステージに戻ってちゃんとワイワイ。斜め前方の上空にはゴンドラ(短いモノレール)がルルル~っと動いてる。映画みたいな景色。ゴンドラに向けても発声した。あっちから見たらどんな景色だったんだろー。きっと愉快な群衆だ。いいなあ、ココ。魔物ピーポーも最高。しあわせに完走。ちゃんと時間キッチリ。えらいなあ。











終演後は物販席。日本酒クピクピしつつ、時折やってくるお客さんとコミュニケ。隣に掟ポルシェくんの物販ブースがあって、手が空いたらイチイチ遊んだ。トモフvs掟。決闘を挑んだり、背中合わせのストレッチしたり。彼の白衣が、自分の脳を刺激するんだ。「来いっ!」って。牛に赤布、トモフに白衣。


とゆうふうに、今年も魔物はやっぱり最高だった。成田くん、サンキュー! これからも仲良くしてね。よろしくです。お客さん、音楽家のみんな、優しく相手してくれて、ありがとー! そして、東武動物公園、フォーエバーっ!


9・28 魔物の53歳/ひとりに戻るんだ/脳/不死身FUNK/我に返るスキマを埋めろ/映画の中

(C)TOMOVSKY