☆つれづれライブ日記☆
10月10日 渋谷 LAMAMA


今夜は渋谷にやってきた。大都会。道玄坂あたりは、毎度ヒトがいっぱいで、全然クルマよりか強気だから大変大変。ヒヤヒヤするぜ。


爆弾ジョニーとの共演は、いつかの新宿紅布以来。ひさしぶりだー。夕方、ラママの階段を降りてくと、先にリハしてる爆弾くんたちの音が聴こえてきて、むむ、、?この曲は?、、「我に返るスキマ」じゃん! わああ、、こんちはー!と店内に入るご本人トモフ。てれくさーい。いやぁ、、メチャ完コピ、、っつうか、おいおい、オリジナルを超えてるぞ。切れもパワーもツヤも。アンコールセッションのために準備してくれてるんだけど、オレがコレに加わったらマイナスじゃん?って思ったくらい。先に書いちゃうと、、本番もすっごいバッチリ。ちゃんとオレも作者として頑張ったぜ。りょーめーくんの背中に乗って歌った! 若者の背中はたくましかった。ガッチリしてた。


時間を巻き戻し、ひとりトモフが先だったんだよね、この日。トモフを知らないお客さんもいるだろうから、失礼の無いように気をつけた。客席への行儀悪い系は禁止。チェーンソーも今夜は自宅に置いてきた。冒頭は「知らないヒトが好き」を。知らない同士の関係くらいがちょうどいいんだぞ!と。入り口は広めに開け、そのうち徐々に困らせる。ほんとに困らせちゃうと二度と会えないんだけど、まあ、なんとかよろしくなのだ。ダイジョブダイジョブ。





爆弾の鍵盤くんにキーボードを貸してもらって、この日も時々鍵盤トモフ。ありがとー鍵盤くん、いいね、あの愛機。赤がカッコイイ。ノードってゆうメーカーらしい。そう言えば、オレ、ヒトの名前、覚えられなくて、ついつい「鍵盤くん」とか「ギターくん」って言っちゃうんだけど、「いまだに名前を覚えてもらえません」って、ギターくんが途方に暮れてあきれていた。ごめんよ。でもね、君も50過ぎたら、わかるよ。脳がね、もお、そうゆう仕組みになるんだよ。





この日の新曲は「ヘッドフォン」。ヘッドフォンで最初に聴いた音楽ってなあに?、、を繰り返す。初公開の場でも、お客さんにコーラスを強要する掟はこの日も。ラママに響く声の群れ。あいかわらずお客さんは頼もしい。すぐ歌えちゃう。しかも作者よりも上手に。(作者もこの日が初歌いだから、すぐ追い抜かれる仕組み)





で、この曲のキモは「その時、聴いてた音楽が何?」ってゆうよりか、そんな風に「家族から自分を隔離して、ひとりで何かをしたくなった」っつう瞬間で、つまり「子供時代の終わりの始まり」ってとこ。急に来たよねえ、そうゆう時期。





自分の出番を無事やりとげ、ホッとしつつ、ラママの裏で爆弾くんたちのライブ聴いてた。彼らはいろいろ何でも出来ちゃう若者たち。ポップ目でワイワイ系も、直球系も。なんでも出来ちゃうって、それはそれで迷っちゃうだろうな、でもそんな事考えずなんでもやっちゃえ! 無事こそ命。やりまくってー! で、また時々、一緒に。よろしくです。


アンコール、「爆弾トミー」結成。記念すべき初ステージ。さっきも書いたけど、完璧なバンドバージョンで「我に返るスキマ」を。のびのびトモフは「おんぶ唱法」を満喫。自分より歳下の背中に乗ったのは初めてだったかな。フリーダム天国。ラママ名物の2組イベント。いいねー、毎回おもしろい化合物が生成される感じ。個人的にも、知らなかった自分を発明っつうワクワク感。面倒くさがりな自分には、テンションのハードル「高めが必須」で大変だけど、脳のよい特訓(リハビリ)になります。いつもありがとー。








この日の曲目・・知らない人が好き/爆弾トミー53歳/ほめてよ/ひとりに戻るんだ/ムカシミタイニハアソベナイ/こんなときに役に立てる大人になりたい/ヘッドフォン(新曲)/不死身FUNK/立派な浮遊霊/スポンジマン/脳/歌う53歳
セッション・爆弾トミーで、我に返るスキマを埋めろ




(C)TOMOVSKY