☆つれづれライブ日記☆
10月11日 京都 紫明会館


SOLE CAFE(ソーレカフェ)の村田くんに誘われて初めて来た、紫明会館。平安京で言うと北の方にある。古い洋館みたいな重要文化財。神戸の旧グッゲンハイム邸と時代は近いのかな。この時代の建物、すごく好き。で、グッゲンよりも広い。ステージの高さもあって授業が出来ちゃう感じ。お客さんもかなり観やすいね。右も左も窓だよ、つまり換気バッチリ。このご時世には大助かりなスポット。

開演前の一服、喫煙所は建物の裏。もちろん外。重要文化財だからね。すっかり秋の京都の風が気持ちよかった。とゆうか、結構さむい。10月末の服部緑地はどれくらい寒いんだろうなーと、ちょい心配。時々表通りにまわって開場前のお客さんに非接触系アタック。各自、それぞれの事情を調整してライブに来てくれてるのだ、ありがたい。家族や地元とも、うまく折り合って欲しいものである。

開演。登場シーンではソーシャルディスタンスの隙間の列を練り歩いて場内一周の旅。この時期のトモフ名物になりつつある、「全員にご挨拶の儀式」。前よかかえってお客さんひとりひとりの顔を認識できて楽しい。「おー! ひさしぶり!」とか「お! 男のお客さん、いえーい!」とか。

この日のトモフの服装は、この前のマンダラ配信とそっくり作戦。「配信の画面から飛び出してきたーっ!」って驚かせるためである。きっと驚いたはず。逆に選曲は配信とはなるべく被らず!だよ。ここらへんがトモフのえらいところ! びしっ!

窓の外に晩秋の京都を見つつ、ゆーやけこやけー♪で始まって、「ワリとスグに」とか「幻想特急」とかも。そのうち一気に日が暮れて、まるで夜間の定時制の授業の光景。

バスドラムは借りずに、床にマイクをセットして地団駄ふみふみ作戦。足音を楽器に。教壇だから、床、よく鳴るんだよ。次回はタンバリンもセットしよーと思った。照明は色とか無しでシンプル。この会場にはこれがグッドマッチ。

ピアノも置いてあって、時々ピャラーンと鍵盤トモフに。事前に鍵盤弾くかも、とか伝えてなかったからピアノのとこにはマイクは無くて、生声で歌った。教室みたいに音が響くから全然ダイジョブ。生徒たちのハミングもメチャ響く。先生ご満悦。終演後は再びマイク持ち、イベントの司会がやる感じのアナウンスで「はい、トモフスキーさんのライブでした。なかなか、たのしい方でしたねー、、」みたいに。

いいトコだったなあ、紫明会館。雰囲気が素晴らしくて、しかもプレイもやりやすかった。弾き語り系にはベストだろー。またまた京都にお気に入りスポットが増えてしまったよ。困ったなあ。いいとこ見つけたねえ、村田くん。コロナのタイミング前からこの場所とはお知り合いだったそうで、先見の目バリバリ。ラッキーボーイ。またやりたいー。
P.S.次回は2021の春に行くよー。




(C)TOMOVSKY